专利摘要:

公开号:WO1991019768A1
申请号:PCT/JP1991/000789
申请日:1991-06-12
公开日:1991-12-26
发明作者:Eiichi Miyamoto
申请人:Mita Industrial Co., Ltd.;
IPC主号:G03G5-00
专利说明:
[0001] 明 細
[0002] 新規なビスァゾ化合物及び該ビスァゾ化合物を含有する光受容層 を有する電子写真感光体 発明の分野
[0003] 本発明は、 ジフ ノキノ ン骨格を有する新規なビスァゾ化合物に 関する。 本発明はまた、 前記ビスァゾ化合物を使用して形成された 光受容層を有し、 改善された電子写真特性を与える有機電子写真感 光体に関する。 発明の背景
[0004] 従来、 ァゾ系化合物については、 それが電荷発生機能を有するこ とから、 電荷発生材料としての使用が期待され、 該ァゾ系化合物に ついての研究がなされると共に、 例えば、 特開昭 4 7 — 3 7 5 4 3 号に見られるように、 該ビスァゾ化合物を使用したいわゆる有機電 子写真感光体が提案されている。
[0005] ところが、 従来のァゾ系化合物は、 感光波長領域が狭かったり、 近赤外領域に強い吸収を有するものが多く、 可視光領域全体にわた る感光波長特性を有していない。
[0006] そして、 こう したァゾ系化合物を使用した有機電子写真感光体は. 長期間の繰り返し使用により感光特性が変化し、 耐久性が充分でな いと共に、 感度も低下するという欠点があるため、 提案にとどまり. 実用化に至っていない。
[0007] ところで、 電子写真感光体を用いて複写画像を形成する場合には- カールソンプロセスが広く利用されている。 カールソンプロセスは. コロナ放電により感光体を均一に帯電させる帯電行程と、 帯電した 感光体に原稿像を露光し、 原稿像に対応した静電潜像を形成する露 光行程と、 静電潜像をトナーを含有する現像材で現像し、 トナー像 を形成する現像行程と、 トナー像.を紙などの基材に転写する転写行 程と、 基材に転写されたトナー像を定着させる定着行程と、 転写行 程の後、 感光体上に残留する トナー除去するク リーニング行程とを 含んでいる。 このカールソンプロセスにおいて高品質の画像を形成 するには、 電子写真感光体が帯電特性及び感光特性に優れているこ と及び露光後の残留電位が低いことが要求される。 この要求を満足 するものとして、 従来より、 セレンゃ硫化力 ドミゥ厶等の無機光導 電体が電子写真感光体材料として公知であるが、 これらは毒性があ り、 しかも生産コス トが高いという欠点がある。
[0008] こう したことから、 これらの毒性のある無機物質に代えて、 上述 した公報にも見られるように、 有機物質を用いた、 有機電子写真感 光体が提案されている。
[0009] 有機電子写真感光体は、 加工性および経済性に優れ、 機能設計の 自由度の大きいことから注目され、 種々の研究がなされている。 従 来の有機電子写真感光体は、 通常、 露光により電荷を発生する電荷 発生材料と、 発生した電荷を輸送する機能を有する電荷輸送材料と からなる感光層を有する。
[0010] そして有機電子写真感光体に望まれる各種の条件を満足させるた めには、 これらの電荷発生材料と電荷輸送材料との選択を適切に行 う必要がある。
[0011] ところが、 従来の電荷発生材料を用いた従来の有機電子写真感光 体は、 感光体の吸収波長特性によっては、 特にカラー原稿を忠実に 再現することが困難であり、 全体として感度が十分でないという問 題がある。
[0012] こう したことから、 少なく とも光照射の際フオ トキャ リアを効率 良く発生し、 出来得ることならば電子の輸送特性も兼ね備えた有効 な電荷発生材料の提供が切望されている。 発 明 の 要糸
[0013] 本発明者は、 従来のァゾ系化合物が実用的でないにしろ、 諸特性 を有することに鑑み、 上述した要求に応えるべく鋭意研究を行った 結果、 従来未知の新規なビスァゾ化合物を得るに至り、 該ビスァゾ 化合物が従来の有機電子写真感光体の問題点を解消するに有効であ ることを究明し、 本発明を完成するに至った。
[0014] よって、 本発明は、 ジフエノキノ ン骨格を有する新規なビスァゾ 化合物を提供することを目的とする。
[0015] 本発明の他の目的は、 平面構造を有し、 電子輸送特性を発揮する ジフエノキノ ン構造を中心骨格に有していて、 優れたキヤ リァ発生 機能と電子輸送機能とを有する新規なビスァゾ化合物を提供するこ とにある。
[0016] 本発明の他の目的は、 平面構造を有し、 電子輪送特性を発揮する ジフ ノキノ ン構造を中心骨格に有していて、 優れたキャ リア発生 機能と電子輸送機能とを有し、 着色用の顔料として使用できるばか りでなく、 有機光導電体、 光電変換素子、 光情報記憶素子等の電子 デバイスに利用できる産業上の利用価値の高い新規なビスァゾ化合 物を提供することにある。
[0017] 本発明の他の目的は、 優れた電荷発生特性と電子輸送特性とを有 する光受容層を有する有機電子写真感光体を提供することにある。 本発明の他の目的は、 平面構造を有し、 電子輸送特性を発揮する ジフ ノキノ ン構造を中心骨格に有していて、 優れたキャ リア発生 機能と電子輸送機能とを有する新規なビスァゾ化合物を使用して形 成された光受容層を有する有機電子写真感光体を提供することにあ る 0
[0018] 本発明により提供される上述の新規なァゾ系化合物は、 下述する —般式 ( I ) で表わされるものである。
[0019] 〔式中、 R , 〜R 4 のうち 2つの置換基がジフヱノキノ ン骨格に直 接あるいはフエ二ル環を介して、 カツブラー残基を有する ァゾ基であり、 残りの 2つの置換基が水素原子、 アルキル 基、 アルケニル基、 水酸基、 アルコキシ基、 カルボキシル 基、 ァリール基、 ハロゲン原子またはシァノ基を示し、 こ れらは、 同一または異なっていてよく、 Zは酸素原子また は硫黄原子を示す〕
[0020] 本発明により提供される一般式 ( I ) で表されるビスァゾ化合物 は、 ジフユノキノ ン構造を中心骨格に有し、 化合物としての分子構 造が平面構造をなし、 7Γ共役電子が中心構造全体に広がっているも のとして特徵づけられるものである。 そしてまた、 該ビスアブ化合 物は、 前記ジフユノキノ ン化合物構造が平面性を有し、 化合物とし ての分子構造が平面化されており、 これが故に、 使用にあっては分 子間の重なり合いが促進されて分子間相互作用が強くなる挙動をな すものである。 このため、 該ビスァゾ化合物は、 優れたキャ リア発 生機能と電子輸送機能とを発揮する。
[0021] こう したことから、 本発明により提供される一般式 ( I ) で表わ されるビスァゾ化合物は、 着色用の顔料として使用できるばかりで はなく、 有機光導電体、 光電変換素子、 光情報記憶素子等の電子デ バイスに利用できる産業上の利用価値の高いものである。
[0022] 本発明により提供される有機電子写真感光体は、 基本的には、 導 電性支持体と、 該導電性支持体上に設けられた光受容層とで構成さ れ、 該光受容層が上記一般式 ( I ) で表わされるビス了ゾ化合物を 使用して形成されてなるものである。 該光受容層は、 単層であって もあるいは機能分離した複数の層から構成されたものであってもよ い 0
[0023] 本発明により提供される該有機電子写真感光体は、 使用する ビス ァゾ化合物に起因した光感度や耐久性に優れたものであるので、 各 種の電子写 5 真複写機に適用できるのはもとより、 レーザービー ムブリ ンター、 CRTブリ ン夕一、 L EDブリ ン夕一、 液晶ブリ ン ター、 レーザー製版などにも適用できる。 好ましい態様の詳細な説明
[0024] 本発明により提供される上記一般式 ( I ) で表わされるビスァゾ 化合物
[0025] 本発明により提供される上記一般式 ( I ) で表わされるビスァゾ 化合物の典形例は、 下述する 6つの構造式 (H) 乃至 ( ) で表わ されるァゾ系化合物である。 タイプ 1のビスァゾ化合物
[0026] ( I) タイプ 1 ' のビスァゾ化合物
[0027]
[0028] A-N=N タイプ 2のビスァゾ化合物
[0029] タイプ 2 ' のビスァゾ化合物
[0030] タイプ 3のビスァゾ化^物
[0031] A- 夕イブ 3 ' のビスァゾ化合物
[0032] )
[0033] 上記構造式 (I) 乃至 ( ) において、 R3 および R2 は同一ま たは異なって、 水素原子、 アルキル基、 アルケニル基、 水酸基、 ァ ルコキシ基、 カルボキシ基、 アルコキシカルボニル基、 ァシル基、 ァリール基、 ハロゲン原子またはシァノ基を示し、 Aはカツブラー 残基を示し、 Zは酸素原子または硫黄原子を示す。
[0034] 上記力ッブラー残基 Aは、 ァゾ染料において使用する力ッブラー であることができる。 好ましいものとしては、 下記のカツブラー残 基 (a:) 〜 (g) をあげることができる。
[0035] 上記カツブラー残基において、 R 3 はヒ ドロキシル基、 1 0
[0036] (式中、 R a および R "は同一または異なって、 水素原子またはァ ルキル基を示す。 )
[0037] または基 : 一 N H S 0 2 R 1 1
[0038] (式中、 R 1 1は水素原子、 アルキル基、 アルケニル基またはァリー ル基を示す。 ) を示す。
[0039] R * は水素原子、 ハロゲン原子、 アルキル基、 アルコキシ基、 ァ ルコキシカルバモイル基、 アルボキシル基、 シルバモイル基、 スル ファモイル基またはァリール基を示し、 アルキル基または了ルコキ シ基はハロゲン原子、 フエニル基、 ナフチル基、 ニトロ基、 シァノ 基等の置換基を有していてもよい。 また、 力ルバモイル基またはス ルファモイル基はハロゲン原子、 フヱニル基、 ナフチル基、 アルキ ル基、 アルケニル基、 カルボニル基、 アルボキシル基等の置換基を 有していてもよい。
[0040] R 6 は R 3 および R < を有するベンゼン環と縮合して芳香族環、 脂肪族環または複素環を形成するのに必要な原子団を示し、 これら の環は前記と同様な置換基を有していてもよい。
[0041] R 6 は水素原子、 アミ ノ基、 N置換了ミ ノ基、 アルキル基、 アル ケニル基、 ヒ ドロキシ基、 力ルバモイル基、 カルボキシル基または アルコキシカルボ二ル基を示し、 アルキル基、 アルケニル基は前記 と同様な置換基を有していてもよい。
[0042] R 7 は、 水素原子、 アルキル基またはァリール基を示し、 アルキ ル基またはァリ一ル基は前記と同様な置換基を有していてもよい。
[0043] R 8 はフエ二レン基またはナフチレン基を示す。 これらのフエ二 レン基またはナフチレン基も前記と同様な置換基を有していてもよ い。 前記マルキル基としては、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロ ピル、 ブチル、 イソブチル、 t e r t —ブチル、 ペンチル、 へキシ ル等の炭素数 1〜 6のアルキル基があげられる。
[0044] 前記アルケニル基としては、 例えば、 ビュル、 ァリル、 2 —ブテ ニル、 3 —ブテニル、 1 ー メ チルァ リ ル、 2 —ペンテニル、 2 —へ キセニル等の炭素数 2〜 6のアルケニル基を例示できる。
[0045] 前記ハロゲン原子としては、 フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素があげ られる。
[0046] 前記アルコキシ基としては、 メ トキシ、 エ トキシ、 プロボキシ、 イソプロボキシ、 ブトキシ、 イソブトキシ、 t e r t —ブトキシ、 ペンチルォキシ、 へキシルォキシ等の炭素数 1〜 6アルコキシ基が あげられる。
[0047] 前記アルコキシカルボニル基としては、 例えばメ トキシカルボ二 ル、 エトキシカルボニル、 ブロボキジカルボニル、 イソプロボキシ カルボニル、 ブトキシカルボニル、 イソブトキシカルボニル、 ペン チルォキシカルボニル、 へキシルォキシカルボニル等のアルコキシ 部分の炭素数が 1〜 6の低級アルコキシカルボニル基があげられる。
[0048] また、 R s において、 R 3 および R 4 を有するベンゼン環と縮合 して脂肪族環を形成する原子団としては、 メチレン基、 エチレン基、 プロピレン基、 ブチレン基等の炭素数 1〜 4のアルキレン基があげ られる。
[0049] R 5 と、 R 3 および R 4 を有するベンゼン環とが縮合して形成さ れる複素環としては、 ベンゾフラニル、 ベンゾチォフエニル、 イ ン ドリル、 1 H —イン ドリル、 ベンゾォキサゾリル、 ベンゾチアゾリ ノレ、 1 H —インダゾリル、 ベンゾイ ミ ダゾリノレ、 クロメニル、 クロ マニル、 イソクロマニル、 キノ リニル、 イソキノ リニル、 シンノ リ ニル、 フタラジニル、 キナゾリニル、 キノキサリニル、 ジベンゾフ ラニル、 カルバゾリル、 キサンテニル、 アタ リ ジニル、 フヱナン ト リ ジニル、 フエナジニル、 フエナキサジニル、 チアン ト レ二ル箬が あげられる。
[0050] 上記構造式 (H) 乃至 (VE) で表わされるビスァゾ化合物の具体 例として後述する第 1表に示される置換基を有するものを例示する ことができる。 これらの化合物は具体的には、 下述する化合物の N 0 . 1〜N o . 3 0のビスアブ化合物である。 なお、 第 1表におけ る N o表示は、 下述する化合物の N 0表示と対応する。
[0051] 構造式 (H) で表わされるビスァゾ化合物
[0052] N o . 1 [タイプ 1 ]
[0053] 2 , 2 ' 一ビス一 [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイル ) 一 1一ナフチルァゾ] 一 6 , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 [タイプ 1 ]
[0054] 2 , 2 ' —ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3— (N—メチルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァゾ] 一 6 —メ トキシー 6 ' —メチルージフエノキノ ン N o . 3 [夕イブ 1 ]
[0055] 2 , 2 ' 一ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァゾ] 一 6 —ェチルー 6 ' —メチルージフエノキノ ン N o. 4 [タイプ 1 ]
[0056] 2, 2 ' 一ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイル) 一 1一ナフチルァゾ] 一 6—カルボキシルー 6 ' — ヒ ドロキシメチ ルージフエノキノ ン
[0057] N 0. 5 [夕イブ 1 ] .
[0058] 2 , 2 ' 一ビス [ 2—スルフア ミルー 4一 (フエニルスルホニルァ ミ ノ) 一 1一フエニルァゾ] - 6, 6 ' —ジクロロージフエノキノ ン
[0059] N 0 . 6 [夕イブ 1 ]
[0060] 2, 2 ' 一ビス [ 4一 (ェチルスルホニルァ ミ ノ) 1一フエニル ァゾ] 一 6, 6 ' —ジシァノ ージフエノキノ ン
[0061] N 0 . 7 [夕イブ 1 ]
[0062] 2 , 2 ' 一ビス [ 2—ヒ ドロキシー 4一ア ミ ノ ー 1一ナフチル了ゾ Ί - 6 , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0063] N o . 8 [タイプ 1 ]
[0064] 2 , 2 ' 一ビス [ 4一 (N, N—ジメチルァ ミ ノ) 一 6—メチルー 1 一ナフチルァゾ] 一 6 , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0065] N 0. 9 [タイプ 1 ]
[0066] 2, 2 ' —ビス [ 5—ア ミ ノ ー 4一イ ン ドリ ルァゾ] 一 6 , 6 ' — ジメチルージフエノキノ ン
[0067] N 0. 1 0 [夕イブ 1 ]
[0068] 2 , 2 ' ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ン ドリ ルァゾ] 一 6, 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0069] N o , 1 1 [夕イブ 1 ]
[0070] 2 , 2 ' 一ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ソべンズォキサゾリ ルァ ゾ] 一 4一 6 —メチルー 6 ' — m— ト リ ルージフエノキノ ン
[0071] N o . 1 2 [夕イブ 1 ]
[0072] 2 , 2 ' 一ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4 一べンズチオフェニルァゾ] 一 6 —メチルー 6 ' — m— ト リ ルージフヱノキノ ン
[0073] N o . 1 3 [タイプ 1 ]
[0074] 2 , 2 ' —ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチルァゾ] 一 6 , 6 ' —ジメチルージフェノキノ ン
[0075] N o . 1 4 [夕イブ 1 ]
[0076] 2 , 2 ' 一ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 4—メチルー 2—ナフチルァゾ] 一 6 —クロル一 6 ' —フエ二ルージフエノキノ ン
[0077] N o . 1 5 [タイプ 1 ]
[0078] 2, 2 ' — ビス [ 5—ヒ ドロキシ一 3—メチルー 6—イ ソキノ リ ル ァゾ] 一 6 —メチルー 6 ' —フエ二ルージフエノキノ ン
[0079] N o . 1 6 [タイプ 1 ]
[0080] 2, 2 ' 一ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 7—ェチルー 2—ナフチルァゾ] 一 6 —シァノ ー 6 ' —フエ二ルージフエノキノ ン
[0081] N o . 1 7 [タイプ 1 ] 2 , 2 ' 一ビス [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキノ リ ル ァゾ] 一 6, 6 ' ージフエ二ルージフエノキノ ン
[0082] N o . 1 8 [夕イブ 1 ]
[0083] 2 , 2 ' 一ビス [ 7—力ルバモイルー 1 ー ヒ ドロキシー 2 -ナフチ ルァゾ] 一 6 , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0084] N o . 1 9 [夕イブ 1 ]
[0085] 2 , 2 ' 一ビス [ 5—ヒ ドロキシー 1 ーメチルー 4一ビラゾリ ルァ ゾ] 一 6 , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0086] N o . 2 0 [夕イブ 1 ]
[0087] 2 , 2 ' —ビス [ 3—力ルバモイルー 1 ーェチルー 5—ヒ ドロキシ 一 4一ピラゾリルァゾ] 一 6 , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0088] N o . 2 1 [夕イブ 1 ]
[0089] 2, 2 ' —ビス [ 3—カルボキジルー 1 ーブロブルー 5—ヒ ドロキ シー 4一ピラゾリルァゾ] 一 6—メチルー 6 ' —フエ二ルージフエ ノキノ ン
[0090] N o . 2 2 [タイプ 1 ]
[0091] 2 , 2 ' 一ビス [ 3—エトキシカルボ二ルー 5—ヒ ドロキシー 1一 プロ ピル一 4一ピラゾリル了ゾ] 一 6 —ナフチルー 6 ' —フヱニル ージフエノキノ ン
[0092] N o . 2 3 [タイプ 1 ]
[0093] 2, 2 ' —ビス [ 3—アミ ノ ー 1一フエ二ルー 4一ピラゾリ ルァゾ] 一 6, 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0094] N o . 2 4 [夕イブ 1 ]
[0095] 2, 2 ' 一ビス [ 3—力ルバモイルー 5—ヒ ドロキシー 1一フエ二 ルー 4一ピラゾリルァゾ] 一 6 ' —メチルー 6 —メ トキシカルボ二 ルージフヱノキノ ン
[0096] N o . 2 5 [タイプ 1 ]
[0097] 2 , 2 ' —ビス [ 3—ヒ ドロキシー 1, 8 — (N—フエ二ルイ ミ ド) 一 4一ナフチルァゾ] 一 6, 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 6 [タイプ 1 ]
[0098] 2 , 2 ' 一ビス [ 4 ー ヒ ドロキシー 1 , 8 — (N—フエ二ルイ ミ ド) 一 3 —ナフチルァゾ] 一 6 , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0099] N o . 2 7 [夕イブ 1 ]
[0100] 2 , 2 ' —ビス [ 4 ー ヒ ドロキシーイ ミ ダゾールベリ ノ ンァゾ] 一 6, 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0101] N o . 2 8 [タイプ 1 ]
[0102] 2 , 2 ' —ビス [ 6—ヒ ドロキシーナフタゾールペリ ノ ンァゾ] 一 6, 6 ' —ジナフチルージフエノキノ ン
[0103] N o . 2 9 [夕イブ 1 ]
[0104] 2 , 2 ' 一ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイル) 一 1一ナフチルァゾ] 一 6, 6 ' —ジメチルージフエノチオン
[0105] N o . 3 0 [タイプ 1 ]
[0106] 2 , 2 ' 一ビス [ 2—ヒ ドロキシー 5—メチルー 1一フエニルァゾ] 一 6 , 6 ' —ジメチルージフエノチオン
[0107] 構造式 (m)で表わされる ビスァゾ化合物
[0108] N o . 1 [夕イブ 1 ' ]
[0109] 2, 2 ' 一ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイ ル) 一 1一ナフチルァゾ] 一フエ二ル} 一 6, 6 ' 一ジメチルージ フエノキノ ン
[0110] N o . 2 [タイプ 1 ' ]
[0111] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ〉 一 1 一フエニルァゾ] 一フエ二ル} 一 6—メ トキシー 6 ' —メチル ——ジフエノキノ ン
[0112] N o . 3 [夕イブ 1 ' ]
[0113] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1一フエニルァゾ] 一フエ二ル} 一 6—ェチルー 6 ' —メチルー ジフヱノキノ ン
[0114] N o . 4 [夕イブ 1 ' ] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモ ィル) 一 1一ナフチル了ゾ] 一フエ二ル } 一 6—カルボキシルー 6 ' ー ヒ ドロキシメチルージフヱノキノ ン
[0115] N o . 5 [タイプ 1 ' ]
[0116] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 2—スルフア ミ ルー 4一 (フエニルスホニ ルァ ミ ノ) 一 1 一フエニル了ゾ] 一フエ二ル} 一 6 , 6 ' ージクロ ロージフエノキノ ン
[0117] N o . 6 [タイプ 1 ' ]
[0118] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 4一 (ェチルスルホニルァ ミ ノ) 一 1 ーフ ェニルァゾ] 一フエ二ル} — 6 , 6 ' 一ジシァノ ージフエノキノ ン N o . 7 [夕イブ 1 ' ]
[0119] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 4一ア ミ ノ ー 1一ナフチ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 6, 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン N o . 8 [タイプ 1 ' ]
[0120] 2, 2 ' 一ビス { 4一 [ 4一 N, N—ジメチルァ ミ ノ) 一 6—メチ ルー 1一ナフチル了ゾ] 一フエ二ル} 一 6, 6 ' 一ジメチルージフ エノキノ ン
[0121] N o . 9 [タイプ 1 ' ]
[0122] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 5—ア ミ ノ ー 4一イ ン ドリルァゾ] 一フエ 二ル} 一 6 , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0123] N o . 1 0 [夕イブ 1 ' 〕
[0124] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ン ドリル了ゾ〕 一 フエ二ル} 一 6, 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0125] N o . 1 1 [タイプ 1 ' ]
[0126] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ンべンズォキサゾ リルァゾ] 一フエ二ル } 一 6 —メチルー 6 ' — m—ト リルージフエ ノキノ ン
[0127] N o . 1 2 [タイプ 1 ' ]
[0128] 2, 2 ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4 一べンズチオフェニル ァゾ] 一フエ二ル} 一 6 —ェチルー 6 ' — m— ト リ ルージフエノキ ノ ン
[0129] N o . 1 3 [タイプ 1 ' ]
[0130] 2, 2 ' 一ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチルァゾ] ーフ ェニル } 一 6, 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0131] N o . 1 4 [タイプ 1 ' ]
[0132] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 4一メチル一 2—ナフチ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 6 —クロル一 6 ' —フエ二ルージフエノキ ノ ン
[0133] N o . 1 5 [タイプ 1 ' ]
[0134] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 3 —メチルー 6—イ ソキ ノ リルァゾ] 一フエ二ル} 一 6 —メチルー 6 ' —フエ二ルージフエ ノキノ ン
[0135] N o . 1 6 [タイプ 1 ' ]
[0136] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 7—ェチル一 2—ナフチ ルアブ] 一フエ二ル} 一 6 —シァノ ー 6 ' —フエ二ルージフエノキ ノ ン
[0137] N o . 1 7 [タイプ 1 ' ]
[0138] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 3 —メチルー 6—イ ソキ ノ リルァゾ] 一フエ二ル} 一 6 , 6 ' —ジフエ二ルージフエノキノ ン
[0139] N o . 1 8 [夕イブ 1 ' ]
[0140] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 7—力ルバモイノレ一 1 ー ヒ ドロキシー 2 — ナフチルァゾ] 一フエ二ル} — 6 , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0141] N o . 1 9 [タイプ 1 ' ]
[0142] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 5—ヒ 、口キシー 1 ーメチルー 4一ピラゾ リ ルァゾ] 一フエ二ル } 一 6 , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 0 [タイプ 1 ' ] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 3—力ルバモイルー 1 ーェチルー 5—ヒ ド 口キシー 4一ピラゾリルァゾ] 一フエ二ル } 一 6 , 6 ' —ジメチル ージフエノキノ ン
[0143] N o . 2 1 [夕イブ 1 ' ]
[0144] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 3—カルボキシルー 1 一プロ ピル一 5—ヒ ドロキシー 4一ピラゾリ ルァゾ] 一フエ二ル } 一 6 —メチルー 6 ' 一フヱニルージフヱノキノ ン
[0145] N o . 2 2 [夕イブ 1 ' ]
[0146] 2, 2 ' 一ビス { 4一 [ 3—エ トキシカルボ二ルー 5—ヒ ドロキシ 一 1 ーブロ ピル一 4一ピラゾリ ルァゾ] 一フエ二ル } 一 6—ナフチ ゾレー 6 ' —フエ二ルージフエノキノ ン
[0147] N o . 2 3 [タイプ 1 ' ]
[0148] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 3—ア ミ ノ ー 1一フエ二ルー 4一ビラゾリ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 6 , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 4 [夕イブ 1 ' ]
[0149] 2, 2 ' —ビス { 4一 [ 3—力ルバモイルー 5—ヒ ドロキシー 1一 フエ二ルー 4一ピラゾリルァゾ] 一フエ二ル } 一 6 ' —メチルー 6 ーメ トキシカルボ二ルージフヱノキノ ン
[0150] N o . 2 5 [夕イブ 1 ' ]
[0151] 2, 2 ' 一ビス { 4一 [ 3—ヒ ドロキシー 1, 8 — (N—フエニル イ ミ ド) 一 4一ナフチル了ゾ] 一フェニル } - 6 , 6 ' —ジメチル ージフエノキノ ン
[0152] N o . 2 6 [タイプ 1 ' ]
[0153] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 4 ー ヒ ドロキン一 1, 8 — (N—フエニル イ ミ ド) 一 3 —ナフチルァゾ] 一フ ェニル } 一 6 , 6 ' —ジメチル ージフエノキノ ン
[0154] N o . 2 7 [タイプ 1 ' ]
[0155] 2 , 2 ' 一ビス { 4一 [ 4 ー ヒ ドロキシーイ ミ ダゾールペリ ノ ンァ ゾ] 一フ エ二ル} 一 6 , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 8 [夕イブ 1 ' ]
[0156] 2 , 2 ' — ビス { 4一 [ 6 — ヒ ドロキシーナフ夕ゾールペリ ノ ンァ ゾ] 一フヱニル } 一 6 , 6 ' ージナフチルージフエノキノ ン
[0157] N o . 2 9 [タイプ 1 ' ]
[0158] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3 —フヱニルカルバモイ ル) 一 1 一ナフチルァゾ] 一フエ二ル } 一 6 , 6 ' —ジメチルージ フエノチオン
[0159] N o . 3 0 [夕イブ 1 ' ]
[0160] 2 , 2 ' —ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 5—メチルー 1 一フエ二 ルァゾ] 一フエ二ル} 一 6 , 6 ' 一ジメチルージフエノチオン 構造式 (IV) で表わされる ビスァゾ化合物
[0161] N o . 1 [夕イブ 2 ]
[0162] 2 , 6 ' —ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (フエ二ルカルバモイル) 一 1一ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6 —ジメチルージフエノキノ ン
[0163] N o. 2 [夕イブ 2 ]
[0164] 2, 6 ' —ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァゾ] 一 2 ' —メ トキシー 6 —メチルージフユノキノ ン
[0165] N o . 3 [タイプ 2 ]
[0166] 2 , 6 ' —ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァゾ] 一 2 ' —ェチルー 6 —メチルージフヱノキノ ン
[0167] N o . 4 [タイプ 2 ]
[0168] 2, 6 ' —ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (フエ二ルカルバモイル) 一 1 一ナフチルァゾ] 一 2 ' 一カルボキシルー 6 — ヒ ドロキシメチ ルージフヱノキノ ン
[0169] N o . 5 [タイプ 2 ]
[0170] 2, 6 ' —ビス [ 2—スルフ Ύ ミ ル一 4一 (フエニルスルホニルァ ミ ノ) 一 1 ーフヱニルァゾ] 2 ' , 6 —ジクロロージフエノキノ ン
[0171] N o . 6 [タイプ 2 ] 2 , 6 ' 一ビス [ 4— (ェチルスルホニルァ ミ ノ) 一 1一フエニル ァゾ] 一 2 ' , 6—ジシァノ ージフエノキノ ン
[0172] N o . 7 [夕イブ 2 ]
[0173] 2 , 6 ' 一ビス [ 2—ヒ ドロキシー 4一了 ミ ノ ー 1一ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0174] N o . 8 [タイプ 2 ]
[0175] 2 , 6 ' 一ビス [ 4一 (N, N—ジメチル了 ミ ノ) 一 6—メチルー 1一ナフチル了ゾ] 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0176] N o . 9 [夕イブ 2 ]
[0177] 2, 6 ' —ビス [ 5 -ア ミ ノ ー 4一イ ン ドリルァゾ] 一 2 ' , 6 - ジメチルージフエノキノ ン
[0178] N o . 1 0 [タイプ 2 ]
[0179] 2 , 6 ' —ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ン ドリ ルァゾ] 一 2 ' , 6 —ジメチルージフエノキノ ン
[0180] N o . 1 1 [タイプ 2 ]
[0181] 2 , 6 ' 一ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4一イソべンズォキゾリルァゾ] - 2 ' ーメチルー 6— m—ト リルージフエノキノ ン
[0182] N o . 1 2 [タイプ 2 ]
[0183] 2 , 6 ' 一ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4一べンズチオフェニルァゾ] - 2 ' ーェチルー 6— m—ト リルージフエノキノ ン
[0184] N o . 1 3 [夕イブ 2 ]
[0185] 2 , 6 ' —ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチル了ゾ] 一 2 ' , 6 一ジメチルージフエノキノ ン
[0186] N o . 1 4 [タイプ 2 ]
[0187] 2 , 6 ' —ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 4 ーメチルー 2—ナフチルァゾ ] - 2 ' 一クロル一 6—フエ二ルージフエノキノ ン
[0188] N o . 1 5 [タイプ 2 ]
[0189] 2 , 6 ' 一ビス [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキノ リ ル ァゾ] 一 2 ' -メチル一 6—フエ二ルージフエノキノ ン N o . 1 6 [タイプ 2 ]
[0190] 2 , 6 ' 一ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 7—ェチルー 2—ナフチルァゾ] - 2 ' ーシァノ ー 6—フエ二ルージフエノキノ ン
[0191] N o . 1 7 [タイプ 2 ]
[0192] 2 , 6 ' —ビス [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキノ リ ル ァゾ] 一 2 ' , 6 —ジフエ二ルージフエノキノ ン
[0193] N o . 1 8 [夕イブ 2 ]
[0194] 2, 6 ' —ビス [ 7—力ルバモイルー 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチ ルァゾ] 一 2 ' , 6—ジメチルージフヱノキノ ン
[0195] N o . 1 9 [タイプ 2 ]
[0196] 2 , 6 ' —ビス [ 5—ヒ ドロキシー 1 ーメチルー 4一ビラゾリ ルァ ゾ] 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0197] N o . 2 0 [タイプ 2 ]
[0198] 2 , 6 ' —ビス [ 3—力ルバモイルー 1 ーェチルー 5—ヒ ドロキシ 一 4一ピラゾリルァゾ] 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0199] N o . 2 1 [夕イブ 2 ]
[0200] 2 , 6 ' 一ビス [ 3—カルボキシルー 1 ーブロ ピル一 5—ヒ ドロキ シー 4一ビラゾリルァゾ] 一 2 ' —メチルー 6—フエ二ルージフエ ノキノ ン
[0201] N o . 2 2 [タイプ 2 ]
[0202] 2 , 6 ' 一ビス [ 3—エ トキシカルボ二ルー 5—ヒ ドロキシー 1 一 ブロ ピル一 4一ピラゾリルァゾ] 一 2 ' —ナフチルー 6—フエニル ージフエノキノ ン
[0203] N o . 2 3 [タイプ 2 ]
[0204] 2 , 6 ' 一ビス [ 3—ア ミ ノ ー 1 一フエ二ルー 4一ピラゾリ ル了ゾ] 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0205] N o . 2 4 [タイプ 2 ]
[0206] 2, 6 ' 一ビス [ 3—力ルバモイルー 5—ヒ ドロキシー 1 一フエニル 一 4一ビラブリ ルァゾ] 一 2 ' —メチルー 6 —メ トキシカルボ二ルー ジフエノキノ ン
[0207] N o . 2 5 [夕イブ 2 ]
[0208] 2 , 6 ' —ビス [ 3—ヒ ドロキシー 1 , 8 — (N—フエニルイ ミ ド) 一 4一ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6 —ジメチルージフエノキノ ン
[0209] N o . 2 6 [夕イブ 2 ]
[0210] 2 , 6 ' —ビス [ 4 ー ヒ ドロキシー 1 , 8 — (N—フエ二ルイ ミ ド) 一 3—ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0211] N o . 2 7 [夕イブ 2 ]
[0212] 2 , 6 ' —ビス [ 4 ー ヒ ドロキシーイ ミ ダゾ一ルブリ ノ ンアブ]
[0213] 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0214] N o . 2 8 [夕イブ 2 ]
[0215] 2 , 6 ' —ビス [ 6—ヒ ドロキシーナフタゾ ルブリ ノ ンァゾ] 一
[0216] 2 ' , 6 —ジナフチルージフヱノキノ ン
[0217] N o . 2 9 [タイプ 2 ]
[0218] 2 , 6 ' 一ビス [ 2—ヒ ドロキジ一 3— (フェニルカルバモイル) 一 1一ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6 —ジメチルージフエノチオン
[0219] o . 3 0 [タイプ 2 ]
[0220] 2, 6 ' —ビス [ 2—ヒ ドロキシー 5—メチルー 1一フエニルァゾ]
[0221] - 2 ' , 6—ジメチルージフヱノチオン
[0222] 構造式 (V) で表わされる ビスアブ化合物
[0223] N o . 1 [夕イブ 2 ' ]
[0224] 2, 6 ' —ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3一 (フエ二ルカルバモ ィル) 一 1一ナフチルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルー ジフエノキノ ン
[0225] N o . 2 [タイプ 2 ' ]
[0226] 2, 6 ' —ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3 一 (N—メチルァ ミ ノ) 一 1一フエニルァゾ] 一一フエ二ル} - 2 ' 一メ トキシー 6 — メチル —ジフエノキノ ン
[0227] N o . 3 [タイプ 2 ' ] 2 , 6 ' — ス { 4 ™ [ 2—ヒ 口キシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1 ー ェニルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' —ェチルー 6—メチルー ジフエノキノ ン
[0228] N o . 4 [夕イブ 2 ' ]
[0229] 2 , 6 ' —ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモ ィル) 一 1 一ナフチルァゾ] 一フエ二ル} - 2 ' 一カルボキシルー 6 — ヒ ドロキシメチルージフヱノキノ ン
[0230] N o . 5 [タイプ 2 ' ]
[0231] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 2—スルフア ミ ルー 4一 (フエニルスルホ ニルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 —ジク ロロージフエノキノ ン
[0232] N o . 6 [夕イブ 2 ' ]
[0233] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 4一 (ェチルスルホニルァ ミ ノ) 一 1 ーフ ェニルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジシァノ ージフエノキノ ン N o . 7 [タイプ 2 ' ]
[0234] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 4一ア ミ ノ ー 1 一ナフチ ルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0235] N o . 8 [タイブ 2 ' ]
[0236] 2, 6 ' 一ビス { 4一 [ 4 一 (N, N—ジメチルァ ミ ノ) 一 6—メ チルー 1 一ナフチルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' , 6—ジメチルージ フエノキノ ン
[0237] N o . 9 [夕イブ 2 ' ]
[0238] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 5—ア ミ ノ ー 4一イ ン ドリ ルァゾ] 一フエ 二ル} - 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0239] N o . 1 0 [タイプ 2 ' ]
[0240] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ン ドリ ルァゾ] ― フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0241] N o . 1 1 [タイプ 2 ' ]
[0242] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ンべンズォキサゾ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' —メチルー 6 — m—ト リ ルージフエノ キノ ン
[0243] N o . 1 2 [夕イブ 2 ' ]
[0244] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4 一べンズチォチフエ二 ル了ゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' —メチルー 6 — m—ト リ ルージフエノ キノ ン
[0245] N o . 1 3 [タイプ 2 ' ]
[0246] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチルァゾ] ーフ ェニル } - 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0247] N o . 1 4 [夕イブ 2 ' ]
[0248] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 1 ーヒ ドロキシー 4ーメチルー 2—ナフチ ルアブ] 一フエ二ル} 一 2 ' —クロル一 6—フエ二ルージフエノキ ノ ン
[0249] N o . 1 5 [タイプ 2 ' ]
[0250] 2, 6 ' —ビス { 4 - [ 5—ヒ ドロキシ一 3—メチルー 6—イ ソキ ノ リルァゾ] 一フエ二ル} - 2 ' ーメチルー 6—フエ二ルージフエ ノキノ ン
[0251] N o . 1 6 [タイプ 2 ' ]
[0252] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 7—ェチルー 2—ナフチ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' —シァノ ー 6—フエ二ルージフエノキ ノ ン
[0253] N o . 1 7 [タイプ 2 ' ]
[0254] 2, 6 ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキ ノ リルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 —ジフエ二ルージフエノキノ ン
[0255] N o . 1 8 [タイプ 2 ' ].
[0256] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 7—力ルバモイルー 1 ー ヒ ドロキシー 2 — ナフチルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン N o , 1 9 [夕イブ 2 ' ]
[0257] 2 , ' 一ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 1 ー メチルー 4一ピラゾ リルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 0 [タイプ 2 ' ]
[0258] 2 , 6 ' —ビス { 4一 [ 3—力ルバモイノレ一 1 ーェチノレー 5—ヒ ド 口キシー 4一ピラゾリルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' , 6 —ジメチル ージフエノキノ ン
[0259] N o . 2 1 [夕イブ 2 ' ]
[0260] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 3—カルボキシルー 1 一プロ ピル一 5—ヒ ドロキシー 4一ピラゾリルァゾ] 一フエ二ル} - 2 ' ーメチルー 6 一フエ二ルージフエノキノ ン
[0261] N o . 2 2 [タイプ 2 ' ]
[0262] 2, 6 ' 一ビス { 4一 [ 3—エ トキシカルボ二ルー 5—ヒ ドロキシ 一 1一プロ ピル一 4一ピラゾリ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' —ナフ チルー 6—フユ二ルージフエノキノ ン
[0263] N o . 2 3 [タイプ 2 ' ]
[0264] 2 , 6 ' 一ビス { 4 - [ 3—ア ミ ノ ー 1一フエ二ルー 4一ビラゾリ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 4 [タイプ 2 ' ]
[0265] 2, 6 ' —ビス { 4一 [ 3—力ルバモイルー 5—ヒ ドロキシー 1 一 フエ二ルー 4一ピラゾリルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' —メチルー 6 ーメ トキシカルボ二ルージフヱノキノ ン
[0266] N o . 2 5 [タイプ 2 ' ]
[0267] 2 , 6 ' —ビス { 4一 [ 3—ヒ ドロキシー し 8 — (N—フエニル イ ミ ド) 一 4一ナフチルァゾ] 一フエ二ル } — 2 ' , 6 —ジメチル ージフエノキノ ン
[0268] N o . 2 6 [タイプ 2 ' ]
[0269] 2 , 6 ' —ビス { 4一 [ 4 ー ヒ ドロキシー 1 , 8 — (N—フエニル イ ミ ド) 一 3—ナフチルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 —ジメチル ージフエノキノ ン
[0270] N o . 2 7 [夕イブ 2 ' ]
[0271] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 4 ー ヒ ドロキシーイ ミ ダゾ一ルブリ ノ ンァ ゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノキノ ン
[0272] N o . 2 8 [夕イブ 2 ' ]
[0273] 2 , 6 ' 一ビス { 4一 [ 6—ヒ ドロキシーナフタゾ一ルブリ ノ ンァ ゾ] 一フエ二ル} - 2 ' , 6 —ジナフチルージフエノキノ ン
[0274] N o . 2 9 [夕イブ 2 ' ]
[0275] 2, 6 ' 一ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモ ィル) 一 1一ナフチルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルー ジフ ノチオン
[0276] N o . 8 0 [タイプ 2 ]
[0277] 2, 6 ' 一ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 5—メチルー 1一フエ二 ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6—ジメチルージフエノチオン
[0278] 構造式 (VI) で表わされるビスァゾ化合物
[0279] N o . 1 [夕イブ 3 ]
[0280] 2, 6—ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フェニルカルバモイル) 一 1一ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフヱノキノ ン
[0281] N o . 2 [夕イブ 3 ]
[0282] 2 , 6—ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァミ ノ) 一 1一 フェニルァゾ] 一 2 ' —メ トキシー 6 ' —メチルージフエノキノ ン N o . 3 [タイプ 3 ]
[0283] 2 , 6—ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1一 フエニルァゾ] 一 2 ' —ェチルー 6 ' —メチルージフエノキノ ン N o . 4 [タイプ 3 ]
[0284] 2 , 6—ビス [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイル) 一 1—ナフチルァゾ] 一 2 ' —カルボキシルー 6 ' — ヒ ドロキジメチ ノレージフエノキノ ン
[0285] N o . 5 [タイプ 3 ] 2 , 6—ビス [ 2—スルフ ア ミ ノレ一 4一 (フエニルスホニルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァゾ] 一 2 ' , 6 ' ージクロロージフエノキノ ン N o . 6 [夕イブ 3 ]
[0286] 2 , 6—ビス [ 4一 (ェチルスルホニルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァ ゾ] 一 2 ' , 6 ' —ジシァノ ージフエノキノ ン
[0287] N o . 7 [夕イブ 3 ]
[0288] 2, 6—ビス [ 2—ヒ ドロキシー 4一ア ミ ノ ー 1 ーチフチルァゾ] - 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0289] N o . 8 [夕イブ 3 ]
[0290] 2 , 6—ビス [ 4 一 (N, N—ジメチルァ ミ ノ) 一 6—メチルー 1 一ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0291] N o . 9 [タイプ 3 ]
[0292] 2 , 6—ビス [ 5—ア ミ ノ ー 4一イ ン ドリルァゾ] 一 2 ' , 6 ' — ジメチルージフユノキノ ン
[0293] N o . 1 0 [夕イブ 3 ]
[0294] 2 , 6—ビス [ 5—ヒ ドロキシ一 4一イ ン ドリルァゾ] 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0295] N o . 1 1 [タイプ 3 ]
[0296] 2 , 6—ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ンベンズォキサブリルァゾ] - 2 ' ーメチルー 6 ' — m—ト リルージフエノキノ ン
[0297] N o . 1 2 [タイプ 3 ]
[0298] 2, 6—ビス [ 5—ヒ ドロキシー 4 一べンズオフェニルァゾ] 一 2 ' ーェチルー 6 ' — m— ト リルージフヱノキノ ン
[0299] N o . 1 3 [タイプ 3 ]
[0300] 2 , 6—ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0301] N o . 1 4 [タイプ 3 ]
[0302] 2 , 6—ビス [ 1 ー ヒ ドロキシー 4 ーメチルー 2—ナフチルァゾ] - 2 ' 一クロル一 6 ' —フエ二ルージフエノキノ ン N o . 1 5 [夕イブ 3 ]
[0303] 2 , 6—ビス [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキノ リ ルァ ゾ] 一 2 ' —メチルー 6 ' —フエ二ルージフエノキノ ン
[0304] N o . 1 6 [夕イブ 3 ]
[0305] 2 , 6—ビス [ 1 ー ヒ ドロキシ一 7—ェチルー 2—ナフチルァゾ] - 2 ' ーシァノ ー 6 ' —フエ二ルージフエノキノ ン
[0306] N o . 1 7 [タイプ 3 ]
[0307] 2 , 6—ビス [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキノ リ ルァ ゾ] 一 2 ' , 6 ' ージフエ二ルージフエノキノ ン
[0308] N o . 1 8 [タイプ 3 ]
[0309] 2 , 6—ビス [ 7—力ルバモイルー 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチル ル了ゾ] 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0310] N o . 1 9 [夕イブ 3 ]
[0311] 2, 6—ビス [ 5—ヒ ドロキシー 1 ーメチルー 4一ピラゾリルァゾ] 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0312] N o . 2 0 [タイプ 3 ]
[0313] 2 , 6—ビス [ 3—力ルバモイルー 1 ーェチルー ヒ ドロキシー 4一 ピラゾリルァゾ] 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0314] N o . 2 1 [タイプ 3 ]
[0315] 2 , 6—ビス [ 3—力ルバキシルー 1 一プロ ピル一 5 —ヒ ドロキシ 一 4一ピラゾリルアブ] 一 2 ' —メチルー 6 ' —フエ二ルージフエ ノキノ ン
[0316] N o . 2 2 [タイプ 3 ]
[0317] 2 , 6—ビス [ 3—エ トキシカルボ二ルー 5—ヒ ドロキシー 1 ープ 口 ピル一 4一ビラブリルァゾ] 一 2 ' —フエ二ルー 6 ' —ナフチル ージフヱノキノ ン
[0318] N o . 2 3 [タイプ 3 ]
[0319] 2 , 6—ビス [ 3—了 ミ ノ ー 1 一フエ二ルー 4一ピラゾリ ルァゾ] 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン 1、 0. 2 4 [タイプ 3 ]
[0320] 2 , 6—ビス [ 3—力ルバモイルー 5—ヒ ドロキシー 1 一フエニル 一 4一ピラゾリルァゾ] 一 2 ' —メチルー 6 ' —メ トキシカルボ二 ルージフエノキノ ン
[0321] Ν 0. 2 5 [タイプ 3 ]
[0322] 2, 6—ビス [ 3—ヒ ドロキシー 1 , 8 — (Ν—フエ二ルイ ミ ド) 一 4一ナフチルアブ] 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 6 [夕イブ 3 ]
[0323] 2 , 6—ビス [ 4 - ヒ ドロキシー 1 , 8 - (N—フエ二ルイ ミ ド) 一 3—ナフチルァゾ] 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0324] N o . 2 7 [タイプ 3 ]
[0325] 2 , 6—ビス [ 4 ー ヒ ドロキシーイ ミ ダゾールペリ ノ ンァゾ] 一 2 '
[0326] 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0327] N o. 2 8 [タイプ 3 ]
[0328] 2 , 6—ビス [ 6—ヒ ドロキシーナフ夕ブールペリ ノ ンァゾ] 一 2 '
[0329] 6 ' ージナフチルージフエノキノ ン
[0330] N o . 2 9 [タイプ 3 ]
[0331] 2 , 6—ビス [ 6—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイル) 一
[0332] 1 一ナフチルアブ] 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノチオン
[0333] N o . 3 0 [夕イブ 3 ]
[0334] 2 , 6—ビス [ 2—ヒ ドロキシー 5—メチルー 1一フエニルァゾ] 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノチオン
[0335] 構造式 で表わされるビスァゾ化合物
[0336] N o . 1 [タイプ 3 ' ]
[0337] 2 , 6—ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイ ル) 一 1 一ナフチルァゾ] 一フエ二ル} - 2 ' , 6 ' ージメチル— ジフエノキノ ン
[0338] N o . 2 [タイプ 3 ' ]
[0339] 2 , 6—ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1一フエニルァゾ] 一フ エ二ル} 一 2 ' —メ トキシー 6 ' —メチ ルージフエノキノ ン
[0340] N o . 3 [夕イブ 3 ' ]
[0341] 2 , 6—ビス { 4一 [ 2ー ヒ ドロキシー 3 — (N—メチルァ ミ ノ) 一 1 一フエニルァゾ] 一フエ二ル} - 2 ' ーェチルー 6 ' —メチル —ジフエノキノ ン
[0342] N o . 4 [タイプ 3 ' ]
[0343] 2 , 6—ビス { 4一 [ 2ー ヒ ドロキシー 3 — (フエ二ルカルバモイ ル) 一 1一ナフチルァゾ ] 一フヱニル } 一 2 ' —カルボキシルー 6 — ヒ ドロキシメチルージフエノキノ ン
[0344] N o . 5 [タイプ 3 ' ]
[0345] 2, 6—ビス { 4一 [ 2一スルフア ミルー 3— (フエニルスルホニ ル了 ミ ノ) 一 1一フエ二ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' ージク ロロージフエノキノ ン
[0346] N o . 6 [タイプ 3 ' ]
[0347] 2, 6—ビス { 4一 [ 4 (ェチルスルホニルア ミ ノ) 一 1 一フエ ニルァゾ] 一フエ二ル} 2 ' , 6 ' —ジシァノ ージフエノキノ ン N o . 7 [夕イブ 3 ' ]
[0348] 2 , 6—ビス { 4一 [ 2 ヒ ドロキシー 4一ア ミ ノ ー 1 一ナフチル ァゾ] 一フヱニル} 一 2 , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン N o . 8 [タイプ 3 ' ]
[0349] 2 , 6—ビス { 4一 [ 4 (N, N—ジメチルァ ミ ノ) 一 6 —メチ ルー 1一ナフチル了ゾ] フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージ フエノキノ ン
[0350] N o . 9 [夕イブ 3 ' ]
[0351] 2, 6—ビス { 4一 [ 5一ア ミ ノ ー 4一イ ン ドリルァゾ] 一フエ二 ル } 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0352] N o . 1 0 [夕イブ 3 ' ]
[0353] 2 , 6—ビス { 4一 [ 5 ーヒ ドロキシー 4一イ ン ドリ ルァゾ] ーフ ェニル } 一 2 ' , 6 ' 一ジメチル ジフエノキノ ン
[0354] N o . 1 1 [夕イブ 3 ' ]
[0355] 2 , 6—ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4一イ ンべンズォキサゾリ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' —メチルー 6 ' — m— ト リルージフエ ノキノ ン
[0356] N o . 1 2 [夕イブ 3 ' ]
[0357] 2 , 6—ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 4一ベンズチォフエニルァ ゾ] 一フエ二ル} - 2 ' ーェチルー 6 ' — m—ト リルージフエノキ ノ ン
[0358] N o . 1 3 [夕イブ 3 ' ]
[0359] 2 , 6—ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナフチル了ゾ] 一 4一 フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0360] N o . 1 4 [タイプ 3 ' ]
[0361] 2 , 6—ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 4 ーメチルー 2—ナフチル ァゾ] 一フエ二ル} - 2 ' 一クロル一 6 ' —フエ二ルージフエノキ ノ ン
[0362] N o . 1 5 [タイプ 3 ' ]
[0363] 2 , 6—ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキノ リルァゾ] 一フエ二ル} - 2 ' ーメチルー 6 ' —フエ二ルージフエ ノキノ ン
[0364] N o . 1 6 [タイプ 3 ' ]
[0365] 2 , 6—ビス { 4一 [ 1 ー ヒ ドロキシー 7—ェチルー 2—ナフチル ァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' —シァノ ー 6 ' —フエ二ルージフエノキ ノ ン
[0366] N o . 1 7 [タイプ 3 ' ]
[0367] 2 , 6—ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 3—メチルー 6—イ ソキノ リルアブ] 一フエ二ル } 一 2 ' , 6 ' —ジフエ二ルージフエノキノ ン 、 .
[0368] N o . 1 8 [タイプ 3 ' ] 2 , 6—ビス { 4一 [ 7—力ルバモイルー 1 ー ヒ ドロキシー 2—ナ フチル了ゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0369] N o . 1 9 [夕イブ 3 ' ]
[0370] 2 , 6 - ビス { 4一 [ 5—ヒ ドロキシー 1 ーメチルー 4一ビラゾリ ルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン N o . 2 0 [タイプ 3 ' ]
[0371] 2 , 6—ビス { 4一 [ 3—力ルバモイルー 1 ーェチルー 5—ヒ ドロ キシー 4一ピラゾリ ルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' , 6 ' ージメチル ージフエノキノ ン
[0372] N o . 2 1 [夕イブ 3 ' ]
[0373] 2, 6—ビス { 4一 [ 3—カルボキシルー 1一プロ ピル一 5—ヒ ド 口キシー 4一ビラブリルアブ] 一フエ二ル } - 2 ' ーメチルー 6 ' 一フエ二ルージフエノキノ ン
[0374] N o . 2 2 [タイプ 3 ' ]
[0375] 2, 6—ビス { 4一 [ 3—エ トキシカルボ二ルー 5—ヒ ド πキシー
[0376] 1 ーブロ ピル一 4一ビラブリルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' , 6 ' — ジメチルージフエノキノ ン
[0377] N o . 2 3 [夕イブ 3 ' ]
[0378] 2 , 6—ビス { 4一 [ 3—ア ミ ノ ー 1一フエ二ルー 4一ピラゾリ ル ァゾ] —フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージフエノキノ ン
[0379] N o . 2 4 [タイプ 3 ' ]
[0380] 2, 6—ビス { 4一 [ 3—力ルバモイルー 5—ヒ ドロキシー 1 ーフ ェニルー 4一ピラゾリ ル了ゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' —メチルー 6 ' ーメ トキシカルボ二ルージフエノキノ ン
[0381] N o . 2 5 [夕イブ 3 ' ]
[0382] 2 , 6—ビス { 4一 [ 3—ヒ ドロキシー 1 , 8 — (N—フエ二ルイ ミ ド) 一 4一ナフチル] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルージ フエノキノ ン N . 2 6 [夕イブ 3 ' ]
[0383] 2 , 6—ビス { 4一 [ 4 ーヒ ドロキシー 1 , 8 — (Ν—フエ二ルイ ミ ド) 一 3 —ナフチルァゾ] 一フエ二ル } 一 2 ' , 6 ' ージメチル ージフエノキノ ン
[0384] N o . 2 7 [タイプ 3 ' ]
[0385] 2 , 6—ビス { 4一 [ 4 ーヒ ドロキシーイ ミ ダゾールペリ ノ ンァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノキノ ン
[0386] N o . 2 8 [夕イブ 3 ' 3
[0387] 2 , 6—ビス { 4一 [ 6—ヒ ドロキシーナフタゾールペリ ノ ンァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' —ジナフチルージフエノキノ ン
[0388] N o . 2 9 [タイプ 3 ' ]
[0389] 2 , 6—ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 3— (フエ二ルカルバモイ ル) 一 1一ナフチルァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' 一ジメチルー ジフ Xノチオン
[0390] N o . 3 0 [タイプ 3 ' 3
[0391] 2 , 6—ビス { 4一 [ 2—ヒ ドロキシー 5—メチルー 1—フエニル ァゾ] 一フエ二ル} 一 2 ' , 6 ' —ジメチルージフエノチオン
[0392] 上述したビスァゾ化合物は、 いずれも所望のキヤ リァ発生機能と 電子輸送機能とを有するものであって、 実用に価するものであるが、 なかでも、 構造式 (H) 、 (V) 、 で表わされるビスァゾ化 合物は、 とりわけ電子輸送機能の点で優れていることから好しいも のである。
[0393] また、 化合物の平面性 (即ち、 キャ リア発生機能及び電子輸送機 能) の観点では、 上記各構造式 (H) 〜 (VII) とも上述した N o . 1, 1 0 , 1 9 , 2 5 , 2 6 , 2 7 , 2 8及び 2 9のビスァゾ化合 物が好しいものである。
[0394] 本発明のビスアブ化合物は、 公知の合成方法により得るこ とがで きる。 即ち、 まず所定のジフエノキノ ンを合成し、 得られたジフエ ノキノ ンをジァミ ノ化し、 次いてテ トラゾ化を行い最後に力ッブラ 一残基を導入することにより得ることができる れらの各行程に ついて以下に説明する。 ジフエノキノ ンの合成
[0395] 例えば、 Me n g e r e t . a 1. 、 J、 O r g、 C h e m、 5 0、 3 9 2 7 - 3 9 8 ( 1 9 8 5 ) に記載された方法を採用す ることができる。
[0396] 所定のフヱノール誘導体 (下記の反応 1においては、 フヱノール 誘導体 ( i一 1 ) 及び ( i一 2 ) 、 下記の反応 1 においては、 フ二 ノール誘導体 (ii一 1 ) 及び (ii一 2) を有機溶媒に溶媒し、 酸化 し、 酸化剤を加えて攪拌しながら、 5 0〜6 0でで 5時間還流する ことで酸化力ッブリ ングさせジフ Xノキノ ン誘導体を得る。
[0397] i
[0398] 有機溶媒としては、 クロ口ホルム、 メタノール、 ァセ トニト リル、 ジメチルァセ トアミ ド、 酢酸などを用いること 3ができる。
[0399] また酸化剤としては過マンガン酸力 リゥム、 塩化銅等を用いるこ とができる。
[0400] 反応 1ではジフエノキノ ンとして ( i一 3 ) 、 ( i一 4 i ) の 2種 類の異性体が得られるため、 カラムクロマ トグラムで分離し 4、 所望 の構造のジフェノキノ ンを得る。
[0401] —方、 反応 2ではジフエノキノ ン (ii一 3 ) のほかに (ii一 4 ) . (ii一 5 ) といった副成物が生成されので、 この反応においても力 ラムクロマトグラムで分離し、 所望のジフエノキノ ン (ii一 3 ) の みを単離して得られる。
[0402] 反応 1
[0403] +
[0404]
[0405] 一 1 ) Br
[0406] Br
[0407] こう して反応 1 または反応 2で得られたジフヱノキノ ン ( i 一 3 ) ( i一 4 ) 及び (ii一 3 ) は、 それぞれビスアブ化合物の構造 ( Π) (IV) 及び (VI) の出発物質として使用される。
[0408] —方、 ジフヱノキノ ン骨格にフヱニル基を有するビスァゾ化合物 (構造式 (ΙΠ)、 (V) 及び (VII) ) を得る場合の出発物質とし ては、 下述する反応 3 または反応 4 により得られるジフ ノキノ ン (iii 一 3 ) 、 (iii 一 4 ) 及び (iv— 3 ) が使用される。 r
[0409] また上述した構造式 ( 1 ) の置換基 Zが上記の酸素とは違って硫 黄の場合、 反応の出発物質を例えば
[0410]
[0411] で表される 2—ブロム一 6—置換チオール
[0412] を用い、 上記反応と同じ条件で所望のジフエノチオン合成し、 これ を出発物質とする。 J_ミ ノ化
[0413] 先に合成したジフヱノキノ ン誘導体またはジフエノチオン誘導体 と、 ナト リウムアミ ドとをアンモニア水中にて攪拌しながら 6 0〜 7 0での温度で所定時間還流下で反応せしめて、 所望のジァミ ノ化 ジフエノキノ ン誘導体またはジァミ ノ化ジフヱノチオン誘導体を得 る。
[0414] テトラゾ化
[0415] 上述したジアミ ノ化物質の酸性水溶液を調製し、 これに亜硝酸ナ ト リゥムまたは亜硝酸の所定量を低温下 (通常一 1 0〜5 °C ) で攪 拌しながら滴下し、 次いでホウフッ化水素酸、 ハロゲン化水素また は硫酸の所定量を加えて反応せしめ、 所望のテトラゾニゥム塩を得 る。
[0416] 力ッブリ ング
[0417] 上述したテトラゾニゥ厶塩を N, N—ジメチルホルムアミ ド、 ジ メチルソルホキシド等の有機溶媒に溶解し、 これに所定量の所望の 5
[0418] カ ツブラーを加えて反応せしめて、 最終物質たる所望のビスァゾ化 合物を得る。
[0419] 〔合成例〕
[0420] 以下に本発明のビスァゾ化合物の合成例を記載する。
[0421] 以下の合成例において得られた化合物の構造の確認は以下の方法 で行った。
[0422] まず赤外吸収 (K B r錠剤法) を調べるこ とで、 ジフヱノキノ ン 骨格中の吸収と力ッブリ ングされた残基の吸収を調べる。 具体的に はァゾ基の導入位置は出発物質としてのジフエノキノ ンに導入され た反応性の置換基の位置で決まるため、 ジフ Xノキノ ン骨格中の特 定の分子間結合の赤外吸収位置とァゾカップリ ング結合によって導 入された力ッブリ ング残基の特定の分子間結合の赤外吸収を確認す ることで、 所望の置換基が導入されていることを確認する。
[0423] 次に、 元素分析によって、 最終生成物の構成元素比を理論的計算 値と測定値との対比から同定する。
[0424] 合成例 1 (構造式 (VI) 、 No 1の化合物)
[0425] 1 0 %塩酸 7 5 mlに下記式 ( A) :
[0426] で表されるジア ミ ン系化合物 5.57 g ( 0.02 3モル) を加え、 氷 水浴で冷却しつつ攪拌し、 液温を一 1でに保った。 次いで、 亜硝酸 ソーダ 3 5 4 g ( 0.05 1モル) を水 1 0 mlに溶解したものを液温 一 2〜 1でに保った状態で、 3 0分間かけて滴下し、 さらに 1時間 攪拌した後、 冷却放置した。 そして、 これに 4 2 %ホウフッ化水素 2 O mlを加え、 生成した結晶を濾過し、 エタノールで洗浄して乾燥 させ、 テトラゾニゥムジフルォロポレー ト 7、 6 1 gを得た (収率 7 0 Λ%) 0
[0427] 次いで、 得られたテ トラゾニゥムジフルォロボレー ト 0.88 g ( 0.00 2モル) と下記式 (B) :
[0428]
[0429] で表される力ッブラー 1.06 g ( 0.00 4モル) を N, N—ジメチ ルホルムア ミ ド 1 0 0 ml中に溶解し、 これに酢酸ソーダ 0.35 g ( 0.00 4 3モル) を水 5 mlに溶解したものを 1 7〜 2 1でに保つ た状態で 5分間かけて滴下した。 次いで、 3時間攪拌した後、 生成 した沈澱物を濾過し、 N, N—ジメチルホルム了ミ ド 2 0 0 mlで 5 回洗浄した。 次いで水で 2回洗浄した後、 減圧乾燥して紺色の生成 物 1 .27 g (収率 8 0.3%) を得た。
[0430] 該生成物を日本電子製の F T - I R J I R— 5 0 0 0 ) を用い て I Rスべク トルを測定したところ、 1 6 1 5 CHT1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 6 7 5 cnr1に力ッブラー残基に帰属す るピークがそれぞれ認められた。
[0431] 次に該生成物を元素分析したところ、 以下の結果が得られた。 元素分析値 : C 48H3406 N6 として
[0432] 計算値 (%)
[0433] C : 7 2.90 H : 4.33 N : 1 0.63
[0434] 実測値 ( ) C · 7 3.02 H : 4.41 N : 1 0.47 これらの結果から、 上記生成物は下記の構造式の化合物 (即ち 構造式 (VI) 、 No. 1の化合物) であることを確認した。
[0435] 合成例 2 (No. 1の化合物)
[0436] 上記式 (A) で表されるジアミ ン系化合物に代えて、 下記式 ( A 2) :
[0437]
[0438] 〇
[0439] で表されるジア ミ ン系化合物を用いたほかは、 合成例 1 と同様にし て、 紺色の生成物を得た。
[0440] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 O cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 1 6 7 5 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0441] 元素分析値 : C48H3406 N6 として 計算値 (9
[0442] C : 7 2.90 H : 4.33 N : 1 0.63
[0443] 実測値 (%)
[0444] C : 7 2.73 H 4.56 N : 1 0.74
[0445] 合成例 3 (構造式 (E) No. 1の化合物)
[0446] 上記式 (A) で表されるジア ミ ン系化合物に代えて、 下記式 (A 3 ) :
[0447]
[0448] で表されるジァミ ン系化合物を用いたほかは、 実施例 1 と同様にし て、 紺色の生成物を得た。
[0449] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 0 cur1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 1 6 7 5 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0450] 元素分析値 : C47H37N6 06
[0451] 計算値 (%)
[0452] C : 7 2.90 H : 4.33 N : 1 0.63
[0453] 実測値 (%)
[0454] C : 7 3.08 H : 4.17 N : 1 0.80
[0455] 合成例 4 (構造式 (VI) No.4の化合物)
[0456] カ ツブラーとして p—ク レブールを用いたほかは、 実施例 1 と同 様にして紺色の生成物を得た。 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 0 5 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 3 5 8 0 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0457] 元素分析値 : C 28H24N4 O 4
[0458] 計算値 (%)
[0459] C : 6 9.99 H : 5.03 N : 1 1 .66
[0460] 実測値 (%)
[0461] C : 7 0.12 H : 4.91 N : 1 1 .78
[0462] 合成例 5 (構造式 (VI) No. 1 0の化合物)
[0463] カツブラーとして 4 ーヒ ドロキシイン ドリ ンを用いたほかは、 実 施例 1 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0464] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 0 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 3 4 0 0 cnr1にカツブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0465] 元素分析値 : C 3。H2iNe O 4
[0466] 計算値 (%)
[0467] C : 6 7.40 H : 4.90 N : 1 5.72
[0468] 実測値 (%)
[0469] C : 6 7.63 H : 4.76 N : 1 5.84
[0470] 合成例 6 (構造式 (VI) No. 3の化合物)
[0471] カップラーとして N—メチルァニリ ンを用いたほかは、 実施例 1 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0472] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 0 5 cur1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 3 5 0 0 ciiT1にカツブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0473] 元素分析値 : C 28H 2sN 6 02 計算値 (%)
[0474] C : 7 0.28 H : 5.48 N : 1 56
[0475] 実測値 (%)
[0476] C : 7 0.37 H 5.29 N 1 7.63
[0477] 合成例 7 (構造式 (VI) No. 1 9の化合物)
[0478] カツブラーとして 1 ーメチルー 5—ヒ ドロキシピラゾールを用い たほかは、 実施例 1 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0479] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 5 cur1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 4 7 0 cnT1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0480] 元素分析値: C 22Η2θΝ 8 04
[0481] 計算値 (%)
[0482] C : 5 7.39 H : 4.38 N : 2 4.33
[0483] 実測値 (%)
[0484] C : 5 7.47 H : 4.50 N : 2 4.12
[0485] 合成例 8 (構造式 (VI) No.2 5の化合物)
[0486] 式 ( B 1 ) :
[0487]
[0488] で表される化合物を力ップラーとして用いたほかは、 実施例 1 と同 様にして紺色の生成物を得た。
[0489] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測^したとこ ろ、 1 6 1 5 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 1 7 1
[0490] O cnr1に力ッブラー残基に帰属する ピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0491] 元素分析値 : C 4。H26N6 08
[0492] 計算値 ( )
[0493] C : 6 6.97 H : 3.65 N : 1 1.69
[0494] 実測値 (%)
[0495] C : 6 6.97 H : 3.51 N : 1 1.75
[0496] 合成例 9 (構造式 (VI) No.2 7の化合物)
[0497] 式 (B 2 ) :
[0498] で表される化合物を力ッブラーとして用いたほかは、 合成例 1 と同 様にして紺色の生成物を得た。
[0499] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ. ろ、 1 6 2 0 cnr ::ジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 7 0 0 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0500] 元素分析値 : C 5。H28Ne 0 e 計算値 (%)
[0501] C : 7 4.25 H : 3.49 N : 1 0.39
[0502] 実測値 (%)
[0503] C : 7 4.41 H : 3.63 N 1 0.14
[0504] 合成例 1 0 (構造式 (VI) No. 4の化合物)
[0505] カツブラーとして p—ク レゾールを用いたほかは、 合成例 3 と同 様にして紺色の生成物を得た。
[0506] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 0 5 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 3 6 0 0 cnr1にカツブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0507] 元素分析値 : C H ISN 04
[0508] 計算値 (%)
[0509] C : 6 9.99 H : 5.03 N : 1 1.66
[0510] 実測値 (%)
[0511] C : 6 9.73 H : 5.25 N : 1 1.72
[0512] 合成例 1 1 (構造式 (VI) No. 1 0の化合物)
[0513] カツブラーとして 4 ーヒ ドロキシイン ドリ ンを用いたほかは、 合 成例 3 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0514] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 0 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 3 4 5 0 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0515] 元素分析値 : C 3。H26Ne O 4
[0516] 計算値 ( )
[0517] C : 6 7.40 H : 4.90 N : 1 5.72
[0518] 実測値 (%)
[0519] C : 6 7.59 H : 4.74 N : 1 5.86
[0520] 合成例 1 2 (構造式 (IT) No. 3の化合物) カツブラーとして N—メチルァニリ ンを用いたほかは、 合成例 4 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0521] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 0 5 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 3 5 0 0 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0522] 元素分析値 : C 28H2eN6 02
[0523] 計算値 ( )
[0524] C : 7 0.28 H : 5.48 N : 1 7.56
[0525] 実測値 (%)
[0526] C : 7 0.41 H : 5.26 N : 1 7.65
[0527] 合成例 1 3 (構造式 (W) No. 1 9の化合物)
[0528] カツブラーとして 1 ーメチルー 5 —ヒ ドロキシピラゾールを用い たほかは、 合成例 3 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0529] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 2 0 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 4 8 0 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0530] 元素分析値 : C 22H2。N8 0*
[0531] 計算値 (%)
[0532] C : 5 7.39 H : 4.38 N : 2 4.33
[0533] 実測値 (%)
[0534] C : 5 7.49 H : 4.53 N : 2 4.10 合成例 1 4 (構造式 (VO No.2 9の化合物)
[0535] 上記式 (A) で表される化合物に代えて、 下記式 (C)
[0536] で表される化合物を用いたほかは、 合成例 1 と同様にして紺色の生 成物を得た。
[0537] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 5 2 0 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 6 7 5 car1に力ッブラ一残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したとこ 、
[0538] 元素分析値 : C<7H37Ns 04 S 2
[0539] 計算値 (%)
[0540] C : 6 9.35 H : 4.58 N: 1 0.32
[0541] 実測値 ( )
[0542] C : 6 9.55 H : 4.41 N: 1 0.48
[0543] 合成例 1 5 (構造式 (VII) No. 1の化合物)
[0544] 1 0 %塩酸 7 5 mlに下記式 (D) :
[0545] N
[0546] で表されるジァミ ン系化合物 9.07 g ( 0.02 3モル) を加え、 氷 浴で冷却しつつ攪拌し、 液温を一 1 でに保った。 次いで、 亜硝酸 ソーダ 3 5 4 g ( 0.05 1 モル) を水 1 0 mlに溶解したものを液温 一 2〜 1 てに保った状態で、 3 0分間かけて滴下し、 さらに 1 時間 攪拌した後、 冷却放置した。 そして、 これに 4 2 %ホウフッ化水素 2 0 mlを加えて反応させた。 生成した結晶を濾過し、 エタノールで 洗浄して乾燥させ、 テトラゾニゥムジフルォロボレー ト 1 0.19 g を得た (収率 7 4.8%) 。
[0547] 次いで、 得られたテ トラゾニゥムジフルォロボレー ト 1 .18 g
[0548] ( 0.00 2モル) と下記式
[0549] (E) :
[0550]
[0551] で表されるカツブラー 1.06 g ( 0.00 4モル) を N, N—ジメチ ルホルムア ミ ド 1 0 0 ml中に溶解し、 これに酢酸ソーダ 0.35 g ( 0.00 4 3モル) を水 5 mlに溶解したものを 1 7〜 2 1 °Cに保つ た状態で 5分間かけて滴下した。 次いで、 3時間攪拌した後、 生成 した沈澱物を濾過し、 N, N—ジメチルホルムアミ ド 2 0 0 mlで 5 回洗浄した。 次いで水で 2回洗浄した後、 減圧乾燥して紺色の生成 物 1.48 g (収率 7 8.5%) を得た。
[0552] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 0 cnT1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 6 7 0 CUT1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、 得られた生成物について元 素分析を行い、 この化合物が下記式 (F) で表されるものであるこ とを確認した。
[0553] 元素分析値 : C 58H3SN 6 06 として
[0554] 計算値 (%)
[0555] C : 7 6.42 H : 4.49 N : 8.91
[0556] 実測値 (%)
[0557] C : 7 6.53 H : 4.58 N : 8.82
[0558] 合成例 1 6 (構造式 (VII) No. 4の化合物)
[0559] カツブラーとして p—ク レゾールを用いたほかは、 合成例 1 5 と 同様にして紺色の生成物を得た。
[0560] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 0 0 cm—1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 3 6 0 0 cm—1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0561] 元素分析値 : C 40H32N4 04 として
[0562] 計算値 (%)
[0563] C : 7 5.93 H : 5.10 N : 8.86
[0564] 実測値 (%)
[0565] C : 7 6.06 H : 4.97 N : 8.94 合成例 1 7 (構造式 (VII) No. 1 0の化合物) 力ッ 一として 4ー ヒ ドロキシィ ン ドリ ンを用いたほかは、 合 成例 1 5 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0566] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 O cnT1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 3 5 0
[0567] 0 cnr1にカップラー残基に帰属するピ- クがそれぞれ認められた 次に該生成物を元素分析したところ、
[0568] 元素分析値 : C <2H32Ns 04 として
[0569] 計算値 (%)
[0570] C : 7 3.45 H : 4.99 N : 1 2.24
[0571] 実測値 (%)
[0572] C : 7 3.20 H : 5.11 N 1 2.43
[0573] 合成例 1 8 (構造式 (VII) No.3の化合物)
[0574] カツブラーとして N—メチルァニリ ンを用いたほかは、 合成例 1 5 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0575] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 0 5 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 3 5 5 0 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0576] 元素分析値 : C40H3<Ne O2 として
[0577] 計算値 (%)
[0578] C : 7 ' 40 H : 5.52 N : 1 3.54
[0579] 実測値 ( )
[0580] C : 7 7.66 H 5.42 N 1 3.75
[0581] 合成例 1 9 (構造式 (VII) No. 1 9の化合物)
[0582] カツブラーとして 1 ーメチルー 5—ヒ ドロキシピラゾールを用い たほかは、 合成例 1 5 と同様にして紺色の生成物を得た。
[0583] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 5 cnr】にジフエノキノ ン骨格に帰属するピーク と 1 4 8 0 cnr1にカップラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0584] 元素分析値 : C34H28N8 O 4 として
[0585] 計算値 ( )
[0586] C : 6 6.66 H : 4.61 N : 1 8.29
[0587] 実測値 (%)
[0588] C : 6 6.80 H : 4.49 N : 1 8.38
[0589] 合成例 2 0 (構造式 (VII) No.2 5の化合物)
[0590] 式 ( E 1 ) :
[0591]
[0592] で表される化合物を力ッブラーとして用いたほかは、 合成例 1 5 と 同様にして紺色の生成物を得た。
[0593] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 1 5 cnr1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 7 0 0 cnr1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0594] 元素分析値 : C 52H34Ns 08 として
[0595] 計算値 (%)
[0596] C : 7 1.72 H : 3.94 N : 9.65
[0597] 実測値 (%)
[0598] C : 7 1.96 H : 4.08 N : 9.41 合成例 2 1 (構造式 (VII) No.2 7の化合物) 式 (E 2 )
[0599] で表される化合物を力ップラーとして用いたほかは、 合成例 1 5 と 同様にして紺色の生成物を得た。
[0600] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 6 2 0 cm—1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 7 0 0 cm— 1にカップラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0601] 元素分析値 : C62H36Ns 06 として
[0602] 計算値 (%)
[0603] C : 7 7.49 H : 3.78 N : 8.74
[0604] 実測値 (%)
[0605] C : 7 7.63 H : 3.95 N : 8.52
[0606] 合成例 2 2 (構造式 (V II) No. 2 9の化合物)
[0607] 上記式 (D) で表される化合物に代えて、 下記式 (D 3 ) :
[0608]
[0609] で表される化合物を用いたほかは、 合成例 1 5 と同様にして紺色の 生成物を得た。
[0610] 該生成物を合成例 1 と同様にして I Rスぺク トルを測定したとこ ろ、 1 5 2 O cnT1にジフエノキノ ン骨格に帰属するピークと 1 6 7 0 cm—1に力ッブラー残基に帰属するピークがそれぞれ認められた。 次に該生成物を元素分析したところ、
[0611] 元素分析値 : C40H32]S 02 S 2 として
[0612] 計算値 ( )
[0613] C : 7 2.26 H : 4.85 N : 8.43
[0614] 実測値 ( )
[0615] C : 7 2.44 H : 4.62 N : 8.56
[0616] 〔使用例〕
[0617] 本発明で新しく合成したビス了ゾ化合物の電子特性を調べるため 文献 ΓΖ. D. P o p v i c, J. A p 1. P h y s . , 5 2, 6 1 9 7 ( 1 9 8 1 ) 〕 に掲載された 『トランジヱッ ト光導電測定 法 Λ により顔料の電荷発生効率を測定した。
[0618] (測定資料の作成)
[0619] 第 1図を参考にして、 透明ボリブロピレンシー ト 1 0 1に I Τ 0 に I TOを蒸着して電極層 1.0 2を形成する。 この電極層 1 0 2上 に厚さ 5 ミ クロンの顏料 ·樹脂分散層 1 0 3を形成する。 そしてこ の顔料 ·樹脂分散層 1 0 3に金蒸着を行い対向電極 1 0 4を形成す る。 かく して形成されたサン ドイツチ型電導度測定サンプルを得る ( なお、 この測定に当たっては別表に示した本発明で合成された新規 なジス了ゾ化合物と、 比較のため一股的なジス了ゾ化合物であるク 口 πジアンブル一とを使用した。
[0620] この測定に使用したサンブルは下記の作成条件で調製した。
[0621] 樹脂 ボリエステル樹脂 (TOYO B O製 B i l o n
[0622] 2 0 0 ) 9 0 w t 顔 各ビスァゾ化合物 1 0 w t % の量比で均一に分散させた。
[0623] (測定)
[0624] 第 1図に示したように、 透明シー ト 1 0 1 よりサンブルの励起洋 光源としてレーザーを使用してパルス光を付与した。 この光照射に より I T 0電極 1 0 2と金電極 1 0 4によって挟まれた顔料 · 樹脂 分散層 1 0 3の電圧降下量を計測した。 この計測に当たっては、 第 2図に示したようなブリ ッジ回路を用いて、 平行状態からの変位量 を計測した。
[0625] この回路を少し具体的に説明すると、 測定サンブルを 1つコンデ ンサ一に等価させて合計 4つのコンデンサーからなるプリ ッジ回路 を設け、 夫々のコンデンサーの電圧の変化を計測するのである。 即 ち、 測定サンブル C Sとのこり CI , C 2, C 3とのコンデンサー である。 実際の計測は、 スィッチ SWをオンすると、 電源 1 0 6か ら所定の電圧が窒素ガスレーザー NLに付与され、 窒素ガスレーザ 一 NLが作動し、 そのレーザー光が色素レーザー D Lを照射する。 そしてこの色素レーザー D Lより可視光のパルスがサンブル C Sを 照射する。 なお、 色素レーザー D Lと測定サンプル C Sとの光路中 にはハーフ ミ ラー HMが設けられており、 色素レーザーから照射さ れる光エネルギーをモニター 1 0 8にてモノターする。 そしてこの 色素レーザー D Lからの光照射により測定サンプル C Sの電圧降下 量をス ト レージスコープ 1 0 7を用いて計測する。
[0626] なお、 この計測において使用した機器は以下の通りである。
[0627] 電源 ァ ドバンテス ト社製 TR 3 0 0 C 窒素ガスレーザー NL 日本レーザー社製 LN 3 0 0
[0628] 色素レーザー DL 日本レーザー社製 LD 2 S
[0629] モニター M0LECTR0N 社製ジュールメータ一 ス ト レージスコープ 岩通社製 T S 8 1 2 3 この計測値 (電圧降下量 AV) から電荷発生効率 ( 7 ) の算出は以 下の式より求めた。
[0630] 7 = (C ' AV/ e N 0 ) · ( 1 / f V · f ( ε 1 , ε 2 ) ) ただし、 補正関数 f ( ε 1 , ε 2 ) は次式で計算できる
[0631] f ( ε 1 , ε 2 ) = ε 2 / 〔 ε 1 + 2 ε 2 - ί ν · ( ε ΐ - ε 2 ) 〕 式中 C : サンブルの静電容量
[0632] e : 電荷素量
[0633] N φ : 吸収した光子数 ε 1 : 顔料の誘電率
[0634] f ν : 顔料の体積分率 ε 2 : 樹脂の誘電率
[0635] • ジスァゾ顏料の誘電率は構造上の差異が少ないことから全て
[0636] ε 1 = 4.45
[0637] • ボリエステル樹脂の誘電率は ε 2 = 2.60
[0638] • 体積分立は顔料の比率が 1 O w t のとき 7.25 · サンブルの誘電率は 2.71でありこのときの静鼋容量
[0639] C = 4.8x 1 0 -10
[0640] ' 入射した光子数は N 0 = 5 X I 0 -10
[0641] •両電極間の電界強度は 3 X 1 07 V/mであった。
[0642] このときの各サンブルの計測値 Δνと電荷発生効率 7 は以下の通り であった。
[0643] サンブル 計測値 (△V) 電荷発生効率 (%) 比較 (クロロジアンブル一) 2 6 7 m V 1 .5
[0644] 合成例 1 5 1 5 1 0 8.5
[0645] " 5 6 7 5 3.8
[0646] 7 4 7 4.2
[0647] 1 2 5 1 6 2.9
[0648] 2 1 1 3 7 0 7.7 2 2 1 4 7 6 8.3 2 0 1 1 5 6 6.5
[0649] 本発明により提供される有機電子写真感光体
[0650] 本発明の電子写真感光体は、 基本的には導電性支持体と、 該導電 性支持体上設けられた上述したジスァゾ化合物を含有する光受容層 とで構成される。 なお、 本発明で 【光受容層』 とは導電性支持体上 に設けられる層を総じて意味する。
[0651] この光受容層は、 単層であってもあるいは機能分離した複数の層 から構成されたものであってもよい。
[0652] 光受容層が単層である場合は、 第 3図に示すように、 導電性支持 体 2 0 1上に電荷発生材料である本発明のジスァゾ化合物を、 決着 樹脂中に電荷輸送材料と共に含有させた感光層 2 0 2を設けたもの である。
[0653] 光受容層が機能分離型の積層である場合は第 4図に示すように、 導電性支持体 2 0 1上に蒸着または適当な結着樹脂中に電荷発生材 料である本発明のジス了ゾ化合物を分散させて塗布手段にて電荷発 生層 2 0 3を形成し、 更にこの電荷発生層上にさらに、 電荷輸送材 料と結着樹脂とからなる電荷輸送層 4を形成したものである。 或い は、 光受容量が機能分離型の積層である場合は第 5図に示すように、 第 4図に示す電荷発生層と電荷輪送層とを逆の順序で構成した感光 体としてもよい。
[0654] 第 3図に示す単層型の感光層の場合、 感光層の基本的な配 '割合 は、 結着樹脂 1 0 0重量部に対して、 本発明の電荷発生顔料を 2〜 2 0重量部、 好適には 3〜 1 5重量部、 また電荷輪送材料を じく 結着樹脂 1 0 0重量部当たり 4 0〜 2 0 0重量部、 好適には 5 0〜 1 0 0重量部の量比で混合して使用できる。
[0655] また、 第 4図や第 5図に示す積層感光体の場合には、 電荷発生層 を樹脂分散型で作成する場合には、 結着樹脂 1 0 0重量部当たり本 発明にかかる電荷発生材料を 5 Z 5 0 0重量部、 好適には 1 0〜 2 5 0重量部で、 また電荷輪送層は、 結着樹脂 1 0 0重量部当たり電 荷輪送材料を 1 0〜 5 0 0重量部、 好適には 2 5〜 2 0 0重量部の 量比で配合して使用する。
[0656] これら第 3図から第 5図のような感光体を作成する場合の層厚は 概ね以下の範囲で作成する。 具体的には、 単層感光体の場合感光層 の厚みは 1 0〜 5 0 ミ クロンメー トル、 好適には 1 5〜 2 5 ミ クロ ンメー トルで構成するのが好ましく、 また積層感光体とする場合に は、 電荷発生層は 0 . 0 1〜 5 ミ クロンメー トル、 0 . 1〜 3 ミ クロン メー トル程度で構成し、 電荷輸送層は 2〜 1 0 0 ミ クロンメー トル、 好適には 5〜 3 0 ミ クロンメー トル程度の膜厚で構成するのが好ま しい。
[0657] 上記各種感光体の構成に当たっては、 更に種々の変形例を使用す ることもできる。 例えば、 導電性支持体と感光層或いは電荷発生層 や電荷郵送層との間には、 それ自体公知のバリ了一層を形成しても よい。 このバリ了一層は導電性支持体と感光層等との間に設けられ、 接着性や電荷の注入に関して適度なバリァ性を有する目的からもう けられる。 このバリアー層としてはカゼイン、 ポリ ビニルアルコー ル、 ボリアミ ド樹脂などの材料が用いられ、 その膜厚は感光体の特 性 ¾:害しない程 f:で数ミ ク口ン及至十数ミ ク口ンのオーダーで使用 できる。
[0658] また、 感光体の耐久性を向上させる目的からそれ自体公知の表面 保護層を設けてもよい。
[0659] 以下に本発明の電子写真感光体における構成材料のそれぞれにつ いて説明する。
[0660] 〔支持体〕
[0661] 上記支持体としては、 導電性を有する種々の材料が使用でき、 例 えば、 アルミニウム、 銅、 錫、 白金、 金、 銀、 バナジウム、 モリブ デン、 クロム、 カ ドミ ウム、 チタン、 ニッケル、 パラジウム、 イン ジゥム、 ステンレス鋼、 真鍮の金属単体や、 上記金属が蒸着または ラ ミネー トされたブラスチッ ク材料、 ヨウ化アルミニウム、 酸化錫. 酸化ィンジゥム等で被覆されたガラス等が例示される。 上記導電性 基材は、 シー ト状やドラム状のいずれであってもよく、 基材自体が 導電性を有するか、 基材の表面が導電性を有し、 使用に際し十分な 機械的強度を有するものが好ましい。
[0662] 〔電荷輸送材〕
[0663] 上記電荷輸送材料としては、 従来公知の材料を用いることができ 例えば、 2, 5—ジ ( 4 ージメチルァミ ノ フエニル) 一 1, 3, 4 ーォキサジァゾール等のォキサジァゾール系化合物、 9 一 ( 4 ージ ェチルァ ミ ノスチリル) アン トラセン等のスチリル系化合物、 ポリ ビニルカルバゾール等の力ルバブール系化合物、 1 一フエ二ルー 3 一 ( p—ジメチルァミ ノ フエニル) ビラゾリ ン等のピラゾリ ン系化 合物、 イ ン ドール系化合物、 ォキサゾール系化合物、 イソォキサゾ ール系化合物、 チアゾール系化合物、 チアジアブール系化合物、 ィ ミ ダゾール系化合物、 ピラゾール系化合物、 ト リアブール系化合物 等の含窒素環式化合物、 縮合多環化合物、 ヒ ドラゾン系化合物等が 例示される。 これらの電荷輸送材料は一種または二種以上混合して 用いられる。 なお、 ボリ ビニルカルバゾール等、 成膜性を有する電 荷輸送材料を用いる場合には、 結着樹脂は必ずしも必要ではない。
[0664] 〔結着樹脂〕
[0665] 上記感光層、 電荷発生層および電荷輪送層における結着樹脂とし ては、 種々の樹脂が使用でき、 例えば、 スチレン系重合体、 了ク リ ル系重合体、 スチレン一アク リル系共重合体、 ボリエチレン、 ェチ レン一酢酸ビニル共重合体、 塩素化ボリエチレン、 ボリプロピレン, アイオノマー等のォレフィ ン系重合体、 ボリ塩化ビニル、 塩化ビニ ルー酢酸ビニル共重合体、 ボリエステル、 アルキッ ド樹脂、 ポリア ミ ド、 ポリウレタン、 エポキシ樹脂、 ポリカーボネー ト、 ポリアリ レー ト、 ボリスルホン、 ジァリルフタ レー ト樹脂、 シリ コーン樹脂. ケトン樹脂、 ポリ ビニルプチラール樹脂、 ボリエーテル樹脂、 フエ ノール樹脂や、 ウレタンアタ リ レー ト、 エポキシァク リ レー ト等の 光硬化型樹脂等、 各種の重合体が例示できる。 これらの結着樹脂は, —種または二種以上混合して用いられる。
[0666] 〔増感材及びその他添加剤〕
[0667] 電荷発生材料は、 本発明の新規なジスァゾ化合物を単独で用いる 以外に、 それ自体公知の電荷発生材料と組合せて使用することがで きる。
[0668] この電荷発生材料としては、 例えば、 セレン、 セレン一テルル、 アモルフ ァスシリ コン、 ピリ リウム塩、 従来より公知のジスアブ系 化合物、 アンサンスロ ン系化合物、 フタロシアニン系化合物、 イ ン ジゴ系化合物、 ト リ フ ニルメタン系化合物、 スレン系化合物、 ト ルイジン系化合物、 ビラゾリ ン系化合物、 ペリ レン系化合物、 キナ ク リ ドン系化合物等が例示される。
[0669] また、 前記電荷発生層の感度をよくするため、 例えば、 ターフェ ニル、 ハロナフ トキノ ン類、 ァセナフチレン等、 従来公知の増感剤 を前記電荷発生材料と共に用いてもよい。 さらには、 電荷発生材料 の分散性、 塗工性等をよくするため、 界面活性剤、 レべリ ング剤等 を併用してもよい。
[0670] 〔有機溶媒〕
[0671] また、 塗布手段により罨荷発生層および電荷輸送層を形成する場 合、 溶剤が使用される。 上記溶剤としては、 種々の有機溶剤が使用 でき、 メタノール、 エタノール、 イソブロバノール、 プタノール等 のアルコール類、 n—へキサン、 オクタン、 シクロへキサン等の脂 肪族系炭化水素、 ベンゼン、 トルエン、 キシレン等の芳香族炭化水 素、 ジクロロメタン、 ジクロロェタン、 四塩化炭素、 クロ口べンゼ ン等のハロゲン化炭化水素、 ジメチルエーテル、 ジェチルエーテル. テトラ ヒ ドロフラン、 エチレングリ コールジメチルエーテル、 ェチ レングリ コールジメチルエーテル、 ジエチレングリ コールジメチル エーテル等のエーテル類、 アセ トン、 メチルェチルケ トン、 シクロ へキサノ ン等のケ トン類、 酢酸ェチル、 酢酸メチル等のエステル類. ジメチルホルムアミ ド、 ジメチルスルホキシ ド等、 種々の溶剤が例 示され、 一種または二種以上混合して用いられる。 〔成膜〕
[0672] 上記電荷発生層および電荷輪送層を塗布手段により形成するには、 前記電荷発生材料と結着樹脂を、 従来公知の方法、 例えば、 ロール ミル、 ボールミル、 ア トライタ、 ペイン トシエ力あるいは超音波分 散器等を用いて調整し、 従来公知の塗布手段により塗布、 乾燥すれ ばよい。 この方法としては、 ワイヤーバーコーティ ング、 侵漬、 ド クタ一ブレー ドコー ト、 スプレー等の各種方法が適用できる。 なお、 前記のように、 電荷発生層は、 前記電荷発生材料を蒸着することに より形成してもよい。
[0673] 電子写真感光体の製造
[0674] 如何に本発明の電子写真感光体について、 その製造例を示すと共 に、 その有用性を説明する。
[0675] 以下の製造例においては、 単層型 (第 3図) 及び積層型 (第 4図) をそれぞれ作成した。 各製造例においては、 上述のビスァゾ化合物 として下記に示すものをそれぞれ使用した。 また比較製造例におい ては、 従来公知の電荷発生顔料であるクロロジアンブル一を使用し た。
[0676] 製造例 1 合成例 1で合成したビスァゾ化合物
[0677] 2 合成例 2で合成したビスァゾ化合物
[0678] 3 合成例 3で合成したビスァゾ化合物
[0679] 4 合成例 4で合成したビスァゾ化合物
[0680] 5 合成例 5で合成したビスアブ化合物
[0681] 6 合成例 6で合成したビスァゾ化合物
[0682] 7 合成例 7で合成したビスァゾ化合物
[0683] 8 合成例 8で合成したビスァゾ化合物
[0684] 9 合成例 9で合成したビスアブ化合物
[0685] 1 0 合成例 1 0で合成したビスアブ化合物 1 1 合成例 1 1 で合成した :スァゾ化合物
[0686] 1 2 合成例 1 2で合成したビスァゾ化合物
[0687] 1 3 合成例 1 3で合成したビスァゾ化合物
[0688] 1 4 合成例 1 4で合成したビスァゾ化合物
[0689] 1 5 合成例 1 5で合成したビスァゾ化合物
[0690] 1 6 合成例 1 6で合成したビスァゾ化合物
[0691] 1 7 合成例 1 7で合成したビスァゾ化合物
[0692] 1 8 合成例 1 8で合成したビスァゾ化合物
[0693] 1 9 合成例 1 9で合成したビスァゾ化合物
[0694] 2 0 合成例 2 0で合成したビスァゾ化合物
[0695] 2 1 合成例 2 1で合成したビスァゾ化合物
[0696] 2 2 合成例 2 2で合成したビスァゾ化合物
[0697] 比較製造例 クロロジァンブルー
[0698] 各製造例及び比較製造例においては 、 以下のようにして電子写真 感光体を作成した。
[0699] 単曆型電子写真感光体の作成
[0700] 電荷発生材料として上記合成例 1〜 2 2で得られたビス了ゾ化合 物 8重量部、 電荷輸送材料として 3 , 3 ' 一ジメチルー N , N ' , ' ーテ トラキスー 4一メチルフエ二ルー ( 1 , 1 ' ー ビフエニル) 一 4, 4 ' ージ了 ミ ン 1 0 0重量部、 結着樹脂としてポリ一 ( 4 , 4 ' ーシクロへキシリデンジフエニル) カーボネー ト (三菱瓦斯化 学社製、 ボリカーボネー ト Z 2 0 0 ) 1 0 0重量部及び所定量のテ トラヒ ドロフラ ンを合わせて、 超音波分散器にて混合分散し、 単層 型感光層用塗布液を調製した。 この塗布液をアルミ二ゥム素管上に 塗布した後、 喑所にて 1 0 0でで 3 0分間加熱乾燥させて、 厚み 2 4 の単層型感光層を有する ドラム型の電子写真感光体を作成し た。 積層型電子写真感光体の作成
[0701] 結着樹脂としてボリ ビニルプチラール (積水化学社製、 商品名工 スレック B L 1 ) 1 0 0重量都と、 電荷発生材料として合成例 1〜
[0702] 2 2で得られたビスァゾ化合物 1 0 0重量部と、 所定量のテトラヒ ドロフランとをボールミルに仕込み、 2 4時間攪拌混合して電荷発 生層用塗布液を調製し、 この調製液をアルミニウム素管 ( ø 7 8 mm) 上に浸潰法によって塗布し、 1 1 0でで 3 0分間熱風乾燥して硬化 させることにより膜厚 0.5 mの電荷発生層を形成した。
[0703] 次いで、 結着樹脂としてボリカーボネー ト樹脂 (三菱瓦斯化学社 製、 商品名ユーピロン) 1 0 0重量部と、 鼋荷輸送材料として 3 ,
[0704] 3 ' 一ジメチルー N, N, Ν' , Ν' ーテトラキスー 4ーメチルフ ェニル ( 1 , 1 ' ービフエニル) 一 4 , 4 ' ージァ ミ ン 1 0 0重量 部、 所定量のトルエンとをホモミキザで攪拌混合して電荷輸送層用 塗布液を調製した。 この塗布液を上記電荷発生層の表面に浸潰法に より塗布し、 9 0てで 3 0分間熱風乾燥するこ とにより膜厚約 2 0 mの電荷輸送層を形成し、 積層型電子写真感光体を作成した。
[0705] 〔評価〕
[0706] 各製造例及び比較製造例において得られた電子写真感光体につい て初期表面電位 (Vsp) 、 半減露光量 (E 1/2 ) および残留電位 ( Vrp) をそれぞれ測定し、 その有用性を評価した。
[0707] 初期表面電位 Vspの測定
[0708] 上記各電子写真感光体を、 静電複写試験装置 (ジェンテッ ク社製- ジェンテッ クシンシァ 3 0 M) に装塡し、 その表面を正または負に 帯電させて各感光体の表面電位 Vsp (V) を測定した。
[0709] なお、 上記試験装置においては、 帯電条件を一定とすべく各測定 サンブルの流れ込 電流値を制御し、 表面電位が 8 0 0〜 8 5 0 V となるように印加電圧を調整して行っている。
[0710] 半減露光量 E 1/2 および残留電位 rpの測定
[0711] 上記帯電状態の各電子写真感光体を、 上記静電複写試験装置の露 光光源であるハロゲンランプを用いて露光強度 1 0 l uxで露光させ、 表面電位 Vsp (V) が 1 2 となるまでの時間を求めて、 半減露光 量 E 1/2 ( 1 u X · s e c ) を算出した。
[0712] また、 上記露光開始後 0.15秒を経過した後の表面電位を残留電 位 Vrp (V) とした。
[0713] 以上の電子写真特性の測定結果を第 2表に示す。
[0714] 次に、 製造例 1 5、 2 0、 2 1 及び 2 2で得られた単層型感光体 を、 三田工業 (株) 製 D C— 1 6 5 5に装着し、 5万回の複写ブ 口セスを繰り返し、 画像テス トを行った。
[0715] なお、 D C— 1 6 5 5中での表面電位は 8 0 0 V± 3 0 Vの範囲 となるように印加電圧を調整して行った。
[0716] 画像テス トの結果、 安定した複写画像が得られた。
[0717] この 5万回の複写プロセスを繰り返した単層型の感光体を再び静 電複写試験装置 (ジヱンテツク社製、 ジヱンテッ クシンシァ 3 0 M) に装塡して、 表面電位 (Vsp) 、 半減露光量 (E 1/2 ) および残留 電位 (Vrp) を測定した。 その結果を第 3表に示す。
[0718] 第 2表及び第 3表に示した結果から本発明のビスァゾ化合物を電 荷発生材料として用いた感光体は単層型および積層型のいずれも、 比較例に比べて、 残留電位 Vrpが非常に小さ く、 光に対する安定性 に優れていることがわかった。 また、 半減露光量 E 1/2 も少なく、 安定した高感度を有し、 繰返特性にも優れ、 電荷発生材料として適 していることがわかった。
[0719]
[0720] ( ΐ ©^ ) ¾ Ϊ m
[0721] Z 9
[0722] 89ム 61/16 ΟΑλ
[0723] ( 30^) I
[0724] 8 9
[0725] 00/I6dr/lOd 89ム 61/16 OM
[0726]
[0727]
[0728] ( 0 ) 筌 ΐ建
[0729] 9 9
[0730] 6dr/JL3d 89ム 61/16 O
[0731]
[0732] 05 Θ 第 2表 (その 2〉
[0733] ■ - W V s p V r p E 1 / 2 構成 電 (V) (V) ( l u x s e c ) 単層 + 8 5 0 3 0 0.65
[0734] 製造例 8
[0735] 積層 8 4 3 2 5 0.59
[0736] 単層 + 8 2 0 3 6 0.70
[0737] 製造例 9
[0738] 積層 8 1 0 2 9 0.65
[0739] 単層 + 8 3 0 8 0 0.88
[0740] 製造例 1 0
[0741] 積層 8 1 0 5 0 0.72
[0742] 単層 + 8 2 5 7 5 0.84
[0743] 製造例 1 1
[0744] 積層 8 0 8 6 5 0.76
[0745] 単層 + 8 3 2 9 0 1 .03
[0746] 製造例 1 2
[0747] 積層 8 4 0 8 0 0.87
[0748] 単層 + 8 5 0 6 5 0.74
[0749] 製造例 1 3
[0750] 積層 8 3 2 7 0 0.70
[0751] 単層 + 8 2 7 5 5 0.68
[0752] 製造例 1 4
[0753] 積層 8 4 0 7 0 0.62
[0754] 第 2表 (その 3 )
[0755] V s p V r p E 1 / 2 構成 電 (V) (V) ( l u x * s e c 単層 + 8 4 0 3 2 0 .69
[0756] J3L 1 J ·1
[0757] 積層 8 2 3 2 7 0 .61 単層 + 8 5 0 1 0 1 0 .90
[0758] 5¾ΪΞ·15¾ 丄 り
[0759] 積層 8 6 5 7 2 0 .83 単層 + 8 4 0 9 2 0 .96 is. lyy 丄 /
[0760] 積層 8 3 0 8 3 0 .92
[0761] 3 2 5 5 0 .70
[0762] *tr *fib ¾r o 単層 + 8
[0763] ¾i iyy 1 o
[0764] 積層 8 4 0 5 7 0 .63 単層 + 8 4 0 6 0 0 .84 制; 3a ΐί¾ 上 1 Q y
[0765] 積層 8 2 7 5 5 0 .80 単層 + 8 3 0 5 2 0 .77
[0766] ^ 20
[0767] 積層 8 6 0 4 0 0 .68 単層 + 8 2 0 2 1 0 .72 製造例 2 1
[0768] 積層 8 3 3 3 5 0 .75 単層 + 8 0 5 3 0 0 .68 製造例 2 2
[0769] 積層 8 1 1 2 0 0 .59 比 較 単層 + 7 2 1 4 2 0 7 .24 製造例 1 積層 7 3 0 3 7 2 5 .32
[0770] 第 3表
[0771] ※表中 ( ) 内は初期の測定値
[0772] V s p (V) V r p (V) E 1/2 (lux · ese)
[0773] 8 3 0 3 5 0.73 実施例 l 5
[0774] ( 8 4 0 ) ( 3 2 ) ( 0.69 )
[0775] 8 3 0 5 8 0.79 実施例 2 0
[0776] ( 8 5 0 ) ( 5 2 ) ( 0.77 )
[0777] 8 4 0 2 5 0.73 実施例 2 I
[0778] ( 8 2 0 ) ( 2 1 ) ( 0.72 )
[0779] 8 2 0 4 0 0.74 実施例 2 2
[0780] ( 8 0 5 ) ( 3 0 ) ( 0.68 )
[0781] 図 aの簡単な説明
[0782] 第 1 図及び第 2図は、 本発明で合成したビスァゾ化合物の電荷発 生効率を測定するための測定装置の模式的説明図である。
[0783] 第 3及至第 5図は、 本発明の有機電子写真感光体の構成を模式的 に示す図である。
权利要求:
Claims

特許請求 の 範 囲
下記の一般式 ( I ) で表わされるビスァゾ化合物,
〔式中、 R ! 〜R 4 のうち 2つの置換基がジフ ノキノ ン骨格に直 接あるいはフエ二ル環を介して、 カツブラー残基を有する ァゾ基であり、 残りの 2つの置換基が水素原子、 アルキル 基、 アルケニル基、 水酸基、 アルコキシ基、 カルボキシル 基、 ァリール基、 ハロゲン原子またはシァノ基を示し、 こ れらは、 同一または異なっていてよく、 Zは酸素原子また は硫黄原子を示す。 〕
2 . 導電性支持体上に光受容層を有する電子写真感光体であって、 前記光受容層が下記一般式 ( I ) で表されるビス了ゾ化合物を含有 することを特徵とする電子写真感光体。
( I ) 〔式中、 R , 〜R 4 のうち 2つの置換基がジフヱノキノ ン骨格に直 接あるいはフユ二ル環を介して、 カツブラー残基を有する ァゾ基であり、 残りの 2つの置換基が水素原子、 アルキル 基、 アルケニル基、 水酸基、 アルコキシ基、 カルボキシル 基、 ァリール基、 ハロゲン原子またはシァノ基を示し、 こ れらは、 同一または異なっていてよく、 Zは酸素原子また は硫黄原子を示す。 〕
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法律状态:
1991-12-26| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
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